乃木坂46・1期生の樋口日奈が12月23日深夜放送のラジオ番組『乃木坂46のオールナイトニッポン』（ニッポン放送）に週替わりパーソナリティとして登場。警察学校の訓練生として出演する21年1月放送予定の木村拓哉主演ドラマ『教場Ⅱ』（フジテレビ系）について語ったのだが……。
同番組でレギュラーパーソナリティを務める2期生の新内眞衣は以前から、木村のことを尊敬の念をもって“キムタクさん”と呼び、放送中の主演ドラマや過去作について熱く語ってきた。そのため、リスナーが予想していた通り、この日の新内は終始ハイテンションで、木村を「歴史上の人物」と持ち上げつつ、樋口に撮影の裏話を根掘り葉掘り訊きだす展開となったのだ。
そんな新内に乗せられ、マネージャーに「大丈夫かな？」と確認しつつ、樋口は撮影の合間に木村からマイケル・ジャクソンのダンスを教わったり、普段は“ちゃん付け”で呼ばれていたものの、ドラマPRのために出演した番組内では“日奈”と呼ばれ、「すごい嬉しかった」というエピソードを幸せそうに語っていた。
さらに、撮影本番では木村の前で「嘘がつけない」とのことで、緊張しながらもありのままの自分を出す演技ができたという。これに対して新内は「神なのかな？」と感心し、貴重な経験をした樋口のことを羨む様子を見せていたが、実は一度だけ木村と共演しことがあるとか。
そのときはオフの姿も目撃したらしく、「私服からスターなの。5人揃っちゃうととんでもないのよ」と絶賛したが、この“5人”とは恐らくSMAPのことだろう。新内が「後ろに立たせてもらってすいません」と恐縮するほどのオーラを放っていたとのことで、ネット上では「やっぱり芸能界でも別格の存在だったんだな」「もう一回、全員が揃う姿が見たい！」といった声が上がるなど、“復活論”が高まることにもなった。
16年末をもって解散してしまったSMAPだが、それぞれが現在も第一線で活躍中。木村は今年5月発売の生活情報誌「Ku：nel」（マガジンハウス）内で、「必要とする人がいて必要とされる場があって、そこに呼ばれれば赴く、というのが自分のスタンス」と語っただけに、ファンが望む“復活劇”を期待したいところだ。
（文＝永尾兼）
＜ライタープロフィール＞
AKB48にハマったのをキッカケに、女性アイドルの追っかけ兼ライターとして活動中。現在は坂道グループ（乃木坂46、櫻坂46、日向坂46）の記事を中心に執筆。元乃木坂46の橋本奈々未を永遠推し。
