女優の多部未華子が12月19日発売の女性ファッション誌「リンネル」(宝島社)に登場。自身の私服について「こういうテイストが好きというよりも、『ハイウエストのパンツ』『襟が詰まったトップス』のような、細かい部分にこだわりがあるんです」と語っていたが、この発言が過去にスクープされたあの私服ショットを想起させてしまったという。
この“ハイウエストのパンツ”といえば、9月発売の週刊誌「女性セブン」(小学館)にプライベート・ショットが掲載された際に着用していたが、お腹まわりがダボついているように見えたことで、ネット上で「サイズ感が変?」「スタイルいいハズなのに太って見えちゃう」などと指摘する声が相次いでいた。
11月発売の女性ファッション誌「mina」(夕星社・主婦の友社)では、「体が泳ぐぐらいにダボっとしたり、ズルっとしたシルエットの服が好き」と明かしていため、キャッチされたハイウエストパンツがお気に入りの私服であることは間違いなさそうだが、その割に上半身に合わせたのはタイトなサイズのタンクトップだった。それ故、“全身のアンバランスさ”という点でも評価を下げてしまったようだ。
また、7月期に放送されヒットした主演ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)では、製薬会社の営業役を演じるも、その衣装が毎回、「独特すぎる」「今からランウェイでも歩くの?」と話題に。
そうしたなか、自身のファッションについて持論を展開してしまったことで、私服のサイズ感やTPO無視の衣装に無頓着であることに対し、「本当にこだわりがあるの?」と揶揄する声が再燃してしまったようだ。
現在31歳の多部は、「年齢を重ねるごとに、素材も肌ざわりのよいものを選ぶようになりました」と語るなど“本物志向”の様子。そのセンスがいずれ認められ同世代のファッション・リーダーを担う日は果たしてくるのか……。今後も多部のファッションセンスから目が離せない。
<ライタープロフィール>
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。