福山雅治『紅白』トリ報道に非嵐ファン安堵!? 昨年は「サクラップで余韻台なし」の声も

鈴木紬

 俳優で歌手の福山雅治が、大みそかの『NHK紅白歌合戦』のトリに内定したことが報じられ、ネット上では「ジャニーズじゃなくてよかった」と安堵する声が上がっているようだ。

 12月24日付スポーツ報知は、白組のトリには「家族になろうよ」を歌う福山、大トリは「アイノカタチ」を歌うMISIAが内定したと伝えている。

 福山といえば、カウントダウンライブの会場から生中継で出場する形式が恒例。中継11年目となった昨年は、「デビュー30周年直前SPメドレー」と題して「HELLO」「虹」「零-ZERO-」の3曲を披露した。

 今年はコロナ禍で福山のカウントダウンライブが行われないため、ファンから「カウントダウンなくて寂しかったけど、トリでましゃが観られるなんて最高」「今年しか実現しないトリだと思うと、とても貴重だね」といった声が上がるほか、『紅白』を楽しみにしている視聴者からは「納得のふたり」「やっぱり紅白のトリはソロでじっくり歌う人が向いてる」といった声も目立つ。

 また、大みそかで活動休止する嵐が白組のトリを務めるだろうと予想していた人も多いようで、「嵐じゃなくてよかった」「トリにジャニーズは勘弁してほしい」「NHKもちゃんと考えてるんですね」といった安堵の声も聞こえてくる。

 嵐といえば、昨年、大トリを務め、デビュー曲「A・RA・SHI」と「Turning Up」を披露。会場を大いに盛り上げたが、出演順が紅組のトリを務めたMISIAの後だったため、一部視聴者から「MISIAが大トリじゃだめだったの?」「サクラップ(編注:櫻井翔のラップ)でMISAの余韻がぶち壊し」と不満の声が相次いでしまった。

 嵐は今年、紅白の放送中に生配信ライブ『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』を開催する予定であるため、大トリは“物理的に困難”とも考えられるが、「MISIAの歌声で1年を終えたい」という視聴者に『紅白』サイドが配慮した可能性もありそうだ。

 出場歌手の発表時、白組21組中、3分の1にあたる7組がジャニーズであることが話題となった今年の『紅白』。国民的歌番組のトリとして、福山は満場一致のセレクトといえるかもしれない。

<ライタープロフィール>
 芸能誌の編集者を経て、エンタメ系ライターとして活動。関心のあるジャンルは、女性アイドルグループ、K-POP、ドラマ、お笑い、ユーチューバーなど。芸能人のSNSのパトロールが日課。

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