ジャニーズが懐メロ歌手化!? キスマイ、関ジャニ、JUMP… 『紅白』でヒット曲不作が浮き彫りに

北河花

 大みそかに生放送される『第71回NHK紅白歌合戦』の出場歌手の曲目が12月21日に発表されたが、ジャニーズの選曲に「懐メロ歌手化してる」といった声が上がっているようだ。

 今年は白組出場歌手21組中、7組がジャニーズ。「嵐×紅白 2020スペシャルメドレー」を披露する嵐や、初出場でデビュー曲を披露するSixTONESとSnow Manのパフォーマンスへの期待が特に高まっている。

 そんななか、ネットの一部で指摘されているのが、「ジャニーズが懐メロ歌手化してる」という声だ。その具体例として、関ジャニ∞が披露する「前向きスクリーム!」(2015年)やKis-My-Ft2の「We never give up!」(2011年)が挙げられている。

 加えて、「紅白SPメドレー ~みんなでエール2020~」を披露するHey!Say!JUMPに関しても、ファンの間では「Ultra Music Power」など「過去の明るい楽曲」が有力ともっぱらだ。

 ちなみに、関ジャニ∞は今年8月に44thシングル「Re:LIVE」をリリースしており、Kis-My-Ft2も9月に26thシングル「ENDLESS SUMMER」をリリースしている。Hey!Say!JUMPにいたっては「I am/Muah Muah」「Last Mermaid…」「Your Song」と今年3枚のシングルをリリースしており、ファンが「なんで新曲歌わないの?」と疑問に思うのも無理はない。

 しかし、『紅白』の選曲は基本的にNHK側から指定されることで知られている。ネット上では「最近のジャニーズの曲を知らない」という声も目立つため、NHKサイドがそういった視聴者に配慮しているのかもしれない。

 「7組も出られるなんてすごい」「白組の3分の1がジャニーズなんて、見る気にならない」と賛否両論を巻き起こしている今年の『紅白』。ジャニーズの“懐メロ歌手化”は、新曲が世に広まっていない表れなのだろうか……。

<ライタープロフィール>
『人間・失格~たとえばぼくが死んだら~』(TBS系)の堂本剛に衝撃を受けて以来のジャニーズウォッチャー。大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系)の続編放送を夢見ながら執筆中。

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