鈴木雅之の『紅白』歌唱曲に『かぐや様』ファンがっかり… 「氷川きよしはアニソンなのに」

編集部

 NHKが21日、大みそかに生放送される『第71回NHK紅白歌合戦』の曲目を発表したが、鈴木雅之の歌唱曲に一部で不満の声が出ているようだ。

 ラッツ&スターとして出場した1996年を除けば、28年ぶり3度目の『紅白歌合戦』となる鈴木。今回は、代表曲のひとつである名曲「夢で逢えたら」を披露することになった。

 しかし、この選曲にがっかりした人は少なくないようだ。ネット上には「かぐや様のおかげで人気出たのに」「せめてメドレーで歌ってほしかった」など残念がる声が上がってる。

 これは鈴木の“再ブレイク”と大きく関係している。鈴木は昨年、人気アニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(TOKYO MX)のオープニング曲を担当。長いキャリアで初のアニメタイアップとなったが、いきものがかり・水野良樹が作詞作曲を手がけた「ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花」は大好評となり、「アニソン界の大型新人」だと話題になった。

 さらに今年放送されたアニメ第二期でも引き続きオープニング曲を担当し、同じ布陣で制作された「DADDY! DADDY! DO! feat. 鈴木愛理」は、ミュージックビデオが公開から半年ほどで2000万回再生を突破と、前作を上回る異例の大ヒットに。アニメ系のフェスにも出演したほか、海外でも「歌ってみた動画」が投稿されるなど、新たなファン層を開拓した。

 今回の久々の『紅白歌合戦』出演はこの“かぐや様効果”と見られたため、多くの人たちは「DADDY! DADDY! DO!」を歌うものと思い込み、「違う、違う、そうじゃない!」となってしまったようだ。

 鈴木側は同日、今回の歌唱曲について、今年の『紅白』のテーマ「今こそ歌おう みんなでエール」に沿った選曲であるなどと説明。「夢で逢えたら」が“選ばれた”とも書いており、暗に自分の意志は反映されていないことを示唆している。

「基本的に曲はNHK側が選ぶとされています。鈴木さんは『今年関わったドラマ、アニメ、イベント、動画配信等のスタッフ陣に支えられて、積み上げてきた活動が実を結んだ』とも綴っており、しっかりアニメにも感謝を伝えている。本人としてもできれば“今年のヒット”を歌いたかったのでは」(芸能ライター)

 氷川きよしは昨年に続いて『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)の主題歌だった「限界突破×サバイバー」を歌うため、「氷川きよしはアニソンなのに」といった恨み節も聞こえてくるが……。去年からの“再ブレイク”で改めてその歌唱力も評価されている鈴木だけに、何を歌っても視聴者を喜ばせることは間違いないだろう。

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