米倉涼子に『ドクターX』超えの破格ギャラ… Netflixが桁違いの予算で人気タレントや優秀なスタッフを根こそぎ持っていく?

編集部

 女優の米倉涼子が、独立後初の主演ドラマとなるNetflixオリジナルシリーズ『新聞記者』で、代表作『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)を超えるギャラを手にすると報じられている。

 『新聞記者』は、第43回日本アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞した映画版と同じ題材、同じ監督で世界配信される注目作。一部では、米倉が『ドクターX』の新シリーズを蹴って『新聞記者』への出演を決めたとも報じられた。

 20日付の「女性自身」(光文社)のウェブ版によると、今回の『新聞記者』のギャラは1話あたり700万円ほどだという。『ドクターX』は1話あたり500万円ほどといわれていたため、それを上回る破格の超高額ギャラだ。

 同記事では、そのクラスの高額ギャラを稼げるのは「米倉さん以外だと堺雅人さんくらい」とされ、女優としては芸能界ナンバーワンの高給取りの座に躍り出たといえる。

 Netflixのすさまじい勢いの原動力になっているのが、出演者へのギャラと制作費の潤沢さ。マーティン・スコセッシが監督し、アル・パチーノやロバート・デ・ニーロらが出演したオリジナル映画『アイリッシュマン』は約165億円もの制作費が使われたとされる。

 日本ドラマでも多額の予算が費やされている。2019年に山田孝之の主演で配信されたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』は、80年代の新宿の街並みを一大セットで再現するなどして好評を博し、その制作費は1億円以上だったとされている。同時に、当時の山田の出演料は「国内ドラマ最高額」になったとも一部で伝えられた。

 一方、昨今のテレビ業界は「予算をかけずに視聴率をとれ」が至上命題でテレビマンたちは辟易している。当然、出演者のギャラにもシワ寄せがくることになり、実力のある俳優・女優、優秀なスタッフがNetflixに根こそぎ持っていかれるのは時間の問題とされていた。

 米倉が『ドクターX』の新作を蹴って、Netflixのオリジナルドラマへの出演を決めた背景にも「ギャラ問題」があった可能性がある。

 また、日本の中だけで話題が収束してしまう国内ドラマと違い、Netflixは全世界同時配信なので海外進出の足掛かりにもなる。海外志向が強い米倉が国内ドラマと天秤にかけて、Netflixを選ぶのは当然の流れといえそうだ。

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