【連載53】美容と健康の強い味方「りんご」の効用とは?

編集部
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  一昨年8月に第1子となる女児を出産してママになった後も、変わらぬ美貌とプロポーションの良さを見せている上戸彩さん。

  そんな上戸さんは独身時代からよくフルーツを食べるようにしているそうですが、とくになじみの深いのが「りんご」とか。
  時には、1日2個も食べることを過去のインタビューで明かしています。

  「りんご」には、 美肌効果と免疫機能を高める「ビタミンC」が含まれています。
 
  とくに「りんご」の「ビタミンC」は他のフルーツに含まれる「ビタミンC」とは大きく異なり、安定性のある「酸化型ビタミンC」なので、時間が経っても加熱しても破壊されることなく、血中にとどまることができます。

  また、「カリウム」も豊富に含んでいます。
 
  「カリウム」は体内の余分な塩分を排泄してくれるため、高血圧や脳卒中の予防になるばかりか、普段気になる足のむくみにも効果的なんです。

  さらに、「りんご」には他の果物に比べて「ペクチン」も多く含んでいます。

   「ペクチン」は、老廃物の排除と乳酸菌の増殖、解毒作用などの整腸作用があると同時にコレステロールを吸収し、体外に排出する効果もありデトックス効果も抜群です。
  「りんご」の皮と果実の間に含まれる「ペクチン」は、すりおろしても、ジュースにしても変化しません。

  そして、「りんごポリフェノール」は、ポリフェノールの一種です。

  「りんごポリフェノール」は果肉にも含まれていますが、皮のほうがより多く含まれ、3種類の「ポリフェノール」が含まれています。
  中でも、「りんごポリフェノール」の約半分を占める「プロシアニジン」には、体内への脂肪の蓄積を抑制する作用や、ガン細胞の増殖や腫瘍の増大を抑制する働きがあることが明らかになっています。

  しかも、「りんごポリフェノール」には、痒みの原因となる「ヒスタミン」の遊離を抑える働きがあるため、アトピー性皮膚炎や花粉症等のアレルギー症状にも効果があると期待されています。

  青森県産のりんごの魅力を紹介する「青森りんごフェスタ」の、2010年初代クイーンに選ばれている上戸彩さん。
  その変わらぬ美しさを大好きな「りんご」がサポートしているのかもしれませんね。

       (薬剤師&美容ライター・かずちん)

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