哀川翔、「カブトムシは一家に一匹」

編集部
哀川翔

  俳優・哀川翔が12日、東京・千代田区富士見町の神楽座で米映画「ザ・コンサルタント」のイベントを行った。

  ベン・アフレック主演の同映画は、職業会計コンサルタント、本業腕利きの殺し屋、完璧主義者で、天才的頭脳を持ち、さらに年収1000万ドル、本籍不明という謎の顔をたくさん持つ一方で女性とのコミュニケーションが苦手な主人公が活躍するサスペンス・アクション映画。

  この日のイベントは、さまざまな顔を持つ哀川が男の魅力やモテテクニックを10代後半~30代前半の男性に伝授するという主旨で行われた。

  哀川は会場に集まった約100人のメンズを目の当たりにし、「男ばっかりだね~! 優しい目で見て頂きたいね!」とあいさつ。

  同映画については、「アクションが派手だよね! 動と静の身なりのはっきりしていて、コントラストの効かせた作品だと思ったね。そして、物語の裏にはものスゴいでかいテーマがあって、観た後はすごく考えさせられるなと思う。最終的にはジーンとくるし、予想をしていなかった結末もあったね」と語った。

  劇中では、「シラット」と言われるインドネシアの格闘術や、さまざまな武器を駆使した本格アクションのほか、秀逸なサスペンスも盛り込まれているが、「実践感のあるアクションだから、魅せるアクションよりも戦闘している感じがリアルに出ているアクションだったと思う。あと、ライフルがすごかったよね。あの一コマでクリスの存在がしっかり刻み付けられたと思うくらいかっこいいシーンだった」と絶賛した。

  哀川といえば、コワモテな役を演じる一方、プライベートではカブトムシを飼育するなどギャップを持つが、司会者が「やはりモテる男の秘訣は、ずばりギャップ」と尋ねると、「俺は、ギャップはあんまりないよ。カブトムシなんて、みんな飼うでしょ?」と会場に問い掛けて、「なんだよ~! カブトムシは一家に一匹だろ!」と話して会場の笑いを誘った。

  さらに、司会者から過去のモテエピソードを問われると、「俺はあんまり語らない男で無口君って呼ばれていたんだよ。無口なのに、スポーツをバリバリやっていて、足も速かったし、あと手品が上手かった」と明かした。

  また、人生の切り開き方について聞かれると、「出し惜しみをしない。家に帰ったら野垂れ死にするくらい全力でやること。そうすると明日が見えるんだよ」とアニキ節を炸裂。

  そして、2017年のモテ男になるための金言を「気」と書にしたためて、「人と付き合うには気持ちが大事だと思う。表面だけ付き合っていても、深い関係にはなれないからね。やっぱり気持ちだよ!」と語った。

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