出演俳優「解雇」の『共演NG』に“話数短縮”疑惑? 大根仁監督が明かした真相は…

編集部

 先日最終回を迎えたドラマ『共演NG』(テレビ東京系)に「話数を短縮したのでは?」との疑惑が一部で報じられている。

 12月7日放送の6話で最終回を迎えた同ドラマ。前期の『行列の女神〜らーめん才遊記〜』が全8話だったこともあり、16日付の「まいじつ」は話数を短縮した可能性があると報じた。本人さながらに2.5次元俳優の役として出演していた俳優・小澤廉に“文春砲”が飛び、事務所を解雇されたことが影響したのではという論調だが……。

「基本的にはネット上の声を取り上げただけで、他に根拠はないようです。それに『文春オンライン』の報道は14日。同日夜には『共演NG』の7話が放送されましたが、これは特別編で、すでに本編は前の週に完結済みです。小澤の騒動と結び付けるのはさすがに無理があるのでは」(芸能ライター)

 監督を務めた大根仁氏は、14日に公開された「Real Sound」のインタビューで「最初から予算とかスケジュールの関係で全6話っていうのは決まっていた」と話しており、特別編の7話についても「編成の都合上、どうしてもあと1話欲しいってことだった」と説明している。

 そもそもテレビ東京の月曜日22時台のドラマ枠は全8話と決まっているわけではなく、2019年7月期の『リーガル・ハート〜いのちの再建弁護士〜』や今年1月期の『病院の治しかた〜ドクター有原の挑戦〜』は全7話だった。さらに、『共演NG』については動画配信サービスParaviでスピンオフとなるミニドラマも7話作られており、話数の短縮があったとは考え難い。

「6話の放送中、視聴者から『これあと30分で回収できるの?』といった声も上がるなど、最終回が怒涛の展開だったことも“短縮疑惑”につながったのかもしれませんね。実際にはちゃんと完結しており、大根監督も『我ながらよくぞここまで詰め込んで、なおかつ伏線回収、小ネタまで忘れずに終わらせることができたもんだ』とツイートしていました。

 また『週刊新潮』12月17日号(新潮社)でドラマを絶賛しているコラムでも『たった6回で終了って!』と書かれていましたが、『もっと観たい!』という視聴者の想いが疑惑に拍車をかけたのかも」(同上)

 “共演NG”をテーマにし、テレビ局内部やドラマ制作現場の「業界あるある」をネタにしたコメディだっただけに、「文春」の報道すら演出の一環だったのではという憶測まで出ているが、それだけ視聴者を惹きつけたドラマだったと言えるだろう。大根監督が「続編、パート2など一切ありません!」と宣言しているのが残念だ。

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