東海オンエア「地上波進出」もファンの心境は複雑? 水溜りボンドの“二の舞”を危惧する声も…

編集部

 チャンネル登録者数564万人を誇る人気グループYouTuber「東海オンエア」が地上波で初の冠番組を持つことが発表された。その躍進ぶりに「さすが」といった声が上がる中、ある懸念も囁かされているようだ。

 日本テレビは12月28日、29日、30日に『東海オンエア~上京フェス2020~』を放送することを決定。深夜帯ながら年末に3夜連続で番組を任せるのは、それだけ東海オンエアを評価しているからだろう。BitStarが発表した「2020年上半期のYouTubeチャンネル総再生数ランキング」では唯一3億回を上回る再生回数で1位と、その人気は凄まじい。

 個々のメンバーがテレビに出演することはこれまでもあったが、今回はグループでの出演であり、しかも冠番組。これにファンからは「すごいね!! おめでとう」「さすがだわ」「最高かよ! すごいな東海!」といった祝福の声が上がっているが、一方で素直に喜べない人もいるようだ。

「愛知県岡崎市を拠点に活動しているグループなのに、関東ローカルでの放送というところに引っ掛かったファンが少なくないようです。Huluで完全版やオリジナル企画の配信も予定しているようなので、日テレとしては傘下であるHuluの加入者を増やすチャンスと考えているのでは」(芸能ライター)

 また、この動きを人気YouTuberコンビ「水溜りボンド」と重ねて見る向きもある。「YouTuber史上初となる冠番組」をテレビ神奈川で10月からスタートさせた彼らだが、一方でチャンネル登録者数や動画の再生回数が減少傾向にあると指摘されており、11月には炎上系YouTuberのシバターから「オワコン」扱いされてしまった。

「水溜りボンドは来年1月に東京国際フォーラムでイベントを開催予定なのですが、このチケットがすぐに完売しなかったと嘆く動画を10月末に公開。しかし、これに『数字ばかりに目を向けてる』『変わってしまった』といった批判が相次ぎ、3万件以上の低評価がつくなど彼らとしては異例の炎上騒ぎに。ラジオやテレビなどに力を入れ、“本業が疎かになっている”と感じていたファンの不満が爆発したものと見られます。

 東海オンエアの番組は単発なので活動に支障はないでしょうが、一歩間違えれば、水溜りボンドのようなことにもなりかねません。番組が関東ローカルになったことへの不満もあってか、『東海も変わっていくのかな……』と心配する声もすでに出ています」(同上)

 メンバーのてつやは番組について「YouTubeの延長線上」とTwitterで説明。東海オンエアのファンはひとまず内容の面では安心してよさそうだ。

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