10月31日にジャニーズ事務所を退所したばかりの山下智久が音楽活動の再開を仄めかす発言をし、波紋を呼んでいる。
山下は13日、自身のInstagramアカウントを更新。「約2年前の今ごろはコンサートツアーが千秋楽を迎えたところでした。大勢の方々が当たり前のように、同じ会場に集まり、僕の目の前にいてくれたあの時間は間違いなく、最高の瞬間でした」と、2018年に行ったソロツアーについて振り返った。
続けて山下は、「そんな時間をまた、皆さんと一緒に過ごせる日が来ることを信じています。その日の為にたくさん準備をしています。そして、また会える日を心から楽しみにしています」とコメント。ギターを弾く姿や、マイクを持ってリズムに乗っている様子を映した動画も合わせて公開していることから、山下は音楽活動の再開に向けて動いていると見られる。
これには多くのファンから「ライブで会えるの楽しみにしてます！」「コンサート準備してくれてるなんて！ ありがとう、やまぴー！」といった喜びのコメントが寄せられた。
一方で、この山下の発言は、KAT-TUN・亀梨和也のファンの怒りを買ったようだ。SNSでは「無神経にもほどがある」「よくそんな発言できるなと呆れます」など批判の声が多く上がっている。
「亀梨とのユニット『亀と山P』が新型コロナウイルスの影響でアルバム発売もツアーの予定も宙ぶらりんになったままでの退所ですからね。辞め方もよくなかった。ハリウッド映画出演のチャンスを逃さないため契約満了前に退所したというのは、“自分の都合”を優先したと見られても仕方ない。それでさらに音楽活動の再開に意欲を見せているわけですから、亀梨ファンが怒るのも無理はないでしょう」（芸能ライター）
亀と山Pについては山下の退所により頓挫したとの見方が強いが、所属するソニーミュージックにはいまだに亀と山Pのページが存在し、アルバムの予約もできる状態が続いている。そのため“ウルトラC”に期待する声もあるようだ。
「山下もむやみにジャニーズの怒りを買いたくはないはず。だとすれば、今回の発言の裏には何らかの取り決めがあるとも考えられる。急な退所を認める代わりに、亀と山Pの活動を将来的に全うすることを条件とした可能性もあるのでは？ カナダでの映画の撮影の後は帰国予定とも報じられていますし、これが実現すれば、ファンのために退所者に寛容な姿勢を取ることになり、ジャニーズ事務所の株も上がるでしょう」（同上）
山下の“準備”とは自分のソロ活動のためなのか、それとも……。
