「CM好感度ランキング」木村拓哉の『ちょいマック』上位入りに疑問の声も…

編集部

 CMに関する調査を行うCM総合研究所が、15日に2020年度(2019年11月度~20年10月度)の「銘柄別CM好感度ランキング」を発表した。大半は順当ともいえる結果だったが、木村拓哉の起用で物議をかもした「ちょいマック」が上位に入ったことに疑問の声が続出する事態となっている。

 同ランキングでは、松田翔太、桐谷健太、濱田岳による「三太郎」シリーズで圧倒的な支持を獲得しているKDDIの「au」が1位。続いて、松本人志出演の「勝手にHERO’S」やブルース・ウィリスがドラえもんを演じるシリーズなど、多彩な展開を見せているSoftBankが2位となった。
 
 3位は可愛い“キウイブラザーズ”が人気の「ゼスプリキウイフルーツ」、4位にソフトバンクの「Y!mobile」、5位に星野源や浜辺美波らが出演するNTTドコモと納得のランキングだ。

 ところが、6位に日本マクドナルドの「ちょいマック」が入ったことにネット上で異論が続出。「キムタクのマックCMって本当に人気なの?」「キムタクの『ちょいマック』の歌は今年のワーストCMだろ」「キムタクの歌は最強にウザかった」「あれが好感度CMっておかしいでしょ」といった意見が飛び交っている。

 実際、当初は同CMにネットで批判が殺到していた。木村が車でマクドナルドへ向かいながら「ドライブスルーでちょいマック~♪」とクセのあるアカペラを披露する内容で、視聴者から「ウザい」「不快すぎる」などと猛批判を浴びせられていたのだ。

 その強烈なイメージが残っている人が多く、好感度ランキングの上位入りに納得できないという意見が多く上がっているようである。

「確かに『ちょいマックの歌』バージョンは評判が悪く、木村が自身のラジオ番組で『あれはアドリブではありません』と釈明する事態にもなりました。しかし、その後はマイルドヤンキー風の木村が待ち合わせ相手に言い訳をしながらマックに寄り道しようとしている自然な仕上がりの新バージョンが放映され、そちらは視聴者に好評。同じくCM総合研究所が発表した10月度の『CM好感度トップ10』で、総合5位に入るなど評価が急変していました」(芸能ライター)

 アカペラのバージョンは決して評判が良かったとはいえないものの、強烈なインパクトを残して「キムタク=マック」というイメージを視聴者に浸透させた。そこで自然な仕上がりの新バージョンを流したことで、好感度の傾向が逆転したといえそうだ。

 また、同じく木村を起用した日産自動車の企業CMも総合9位に。矢沢永吉からバトンタッチとなったことで当初は賛否を呼んだが、木村の起用によって同社として10年ぶりのトップ10入りを達成。ちなみに、日本マクドナルドの6位も同社最高位となっており、キムタクパワーの健在ぶりを見せつけている。

 物議をかもすのは注目度の高さの証明。当初は賛否を呼びつつも、最終的にキッチリ結果を出すのがキムタクのスーパースターたるゆえんといえそうだ。

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