日本を代表する人気アイドルグループ・嵐が6月25日にYouTubeで公開した「Face Down : Reborn」のリリックビデオが、今になってネット上で話題になっている。NiziUと同じ韓国のJYPエンターテインメントに所属する5人組バンド・DAY6が5月21日に公開した「Zombie（English Ver.）」のリリックビデオに酷似していると指摘されているのだ。
どちらもイラスト風の映像で、ひとりの人間がモチーフになっている点や、目がアップになるシーン、影を強調したシーンなど、似ていると思わせる場面は多い。
ただ、DAY6は全編モノトーンのイラストなのに対し、嵐は英字やイラストの一部にカラフルな色味が使われているほか、途中でメンバーの映像が差し込まれる点など、DAY6よりも複雑な構成となっている。
どちらも約半年前に公開され、なぜか今になって比較画像などが出回っている状態。ネットでは一部ファンから「ジャニーズ事務所さん、活動休止前に何やってるのよ……」と呆れる声や、「メンバーがK-POPのルーツはジャニーズってドヤってたけど、逆転してるじゃん」と揶揄するK-POPファンいるようだ。
というのも、嵐の松本潤は、米国メディア「VARIETY」が先月公開した記事のなかで、昨今のK-POP人気について「ジャニーが数十年前に基礎を築いたことが、ようやく国境を越え始めていることに誇りを感じています」などと語り、炎上。記事のコメント欄には、「傲慢でかなり失礼。K-POPファンのほとんどは、ジャニーやJ-POPについて知りません」などと批判が相次いだ（関連記事
https://entamega.com/51438 ）。
嵐といえば、2016年リリースのアルバム『Are You Happy?』に収録された大野智のソロ曲「Bad boy」が、15年に韓国の大物アーティスト・PSYが発表した「DADDY」に似ているとの指摘が相次ぐ騒ぎもあった。
K-POP絡みのよからぬ騒動が続いている嵐。疑惑を残したまま、活動休止してしまうのだろうか……。
