セカオワ・Fukaseにアレキ・川上洋平も俳優業“進出”! 福山雅治や星野源に続く「演技と音楽の二刀流」候補は?

編集部

 ロックバンド「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseが来年公開となる菅田将暉主演の映画『キャラクター』で俳優デビューを飾ることが発表された。

 Fukaseはオファーを引き受けるかどうか「正直とても悩んだ」とのことだが、芝居のワークショップに参加するなど、1年間以上の長い時間をかけて準備できたことが俳優デビューを決心した理由のようだ。

 殺人鬼を演じるFukaseが怪しげな雰囲気をまとったティーザービジュアルも公開されており、「雰囲気に合ってる」と前評判は上々。演技の実力は未知数だが、これを機に俳優業が本格化する可能性もある。

「Fukaseが所属する事務所はアミューズ系列。アミューズといえば福山雅治や星野源といった、役者とミュージシャンの両輪で活躍するスターがいますが、彼らは俳優としての活躍がアーティストとしての成功につながった代表的な存在でしょう。

 セカオワはすでに音楽で一度“売れた”存在ですが、海外進出に積極的なものの、国外での知名度はまだまだ。Fukaseの俳優業が、国外でも人気を拡大させるための武器となる可能性もある」(芸能ライター)

 ミュージシャンが演技に挑戦するといえば、ロックバンド[Alexandros]のボーカル・川上洋平は、2021年1月期の日本テレビ系ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』への出演が決まっている。17年の映画『きょうのキラ君』にカメオ出演したことはあったが、本格的な演技はこれが初。主役である菅野美穂演じる恋愛小説家の担当編集者で恋人候補という役に抜擢されており、どんな芝居を見せるか注目の的となりそうだ。

 近年は「朝ドラ」ことNHK朝の連続テレビ小説にも出演する“ミュージシャン俳優”も多い。星野も在籍したことで知られる「SAKEROCK」のメンバーでもあった浜野謙太(在日ファンク)は『とと姉ちゃん』『まんぷく』に続き、来年の『おかえりモネ』にも出演が決まるなど、すっかり俳優としての顔が板についた。『カーネーション』に出演した渡辺大知(黒猫チェルシー)、『ひよっこ』の峯田和伸(銀杏BOYZ)らも演技力に定評がある。

 ただ、福山や星野の場合、俳優として主演級で活躍しているという点が特異だ。

「彼らに今一番近い存在はやはり菅田将暉でしょう。ただ菅田の場合ほとんどが提供曲のため、どうしても“俳優が歌っている”という印象が強い。ミュージシャンとして確固たる地位を築きながら、主演を務めるだけの華もある……となると、福山や星野の他はなかなか見当たりません」(同上)

 改めて福山や星野が稀有なスターであることがわかるが、彼らに続く新星の登場にも期待したいところだ。

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