櫻坂46新曲“NiziU超え”も売上枚数約半分… AKB48はミリオン記録ストップか

編集部

 櫻坂46に改名してから初のシングル「Nobody’s fault」の初日売上枚数が30万7,647枚(オリコン調べ)だったことが明らかとなり、アイドルファンをザワつかせている。

 同シングルは2020年12月08日付「オリコン デイリー シングルランキング」で初登場1位を獲得。NiziUのデビューシングル「Step and a step」の初日売上19万3,584枚を大きく上回る結果ながら、欅坂46時代のシングルの初日売上と比較すると約半分ほどにまで落ち込んでしまった。

 坂道シリーズはこれまで、握手会を中心とした接触イベントでシングルの売上を伸ばしてきたが、現在は新型コロナウイルスの影響で開催できない状況。

 欅坂46は「Nobody’s fault」の購入者を対象とした「オンラインミート&グリート」を開催するが、ファンのなかには「メンバーに直接会えないミーグリは興味が持てない」「様子がわからないから、枚数は積めない」と考える人も少なくないという。

 オンラインイベントといえば、TWICEが先月、日本のファン向けに「オンラインハイタッチ会」を開催するも、通信障害を訴えるファンが続出し、炎上したばかり(関連記事 https://entamega.com/53033 )。システムとして、この手のイベントに不安がつきまとうのは仕方ないようだ。

 また、櫻坂46の売上減を受け、連続ミリオンセールス記録を38作で更新中のAKB48が「ますますシングルを出せなくなるのではないか」と予想する声もある。

 これまで年間に複数枚のシングルをリリースしてきたAKBだが、今年はなぜか3月18日にリリースした「失恋、ありがとう」のみ。ファンの間では、「“ミリオン割れ”を危惧するあまり、シングルが出せない状況に陥っている」ともっぱらだ。

 欅坂46のラストシングル(配信を除く)「黒い羊」以来、約1年9カ月ぶりのシングルとなった「Nobody’s fault」。櫻坂の場合、売り上げ激減の原因は複数考えられるものの、少なくとも新型コロナウイルスが日本のアイドルビジネスに大打撃を与えているのは確かといえそうだ。

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