とんねるず『FNS歌謡祭』別々に出演で「不仲説」「共演NG説」が再燃… その背景に「コンビで出るなら冠番組」の意地

編集部

 とんねるずの石橋貴明が、9日に放送される音楽特番『2020FNS歌謡祭 第2夜』(フジテレビ系)に工藤静香とのユニット「Little Kiss」で出演する。相方の木梨憲武は前週の『第1夜』に登場しており、別々の出演になったことで「不仲説」「共演NG説」が再燃する事態になっているようだ。

 木梨は、2日に放送された『第1夜』に宇崎竜童&佐藤浩市とのユニットで出演。さらに、単独であいみょんのパロディキャラ“のりみょん”としても熱唱した。

 9日の『第2夜』では、石橋がかつての冠番組『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』(日本テレビ系)の企画から生まれたユニット「Little Kiss」を復活させる。

 これに9日付の「デイリー新潮」(新潮社)の記事では「とんねるずで出演させたほうが良かったのではないか?」などと疑問を呈している。

「とんねるずがフジテレビのゴールデンタイムに“帰還”する絶好のタイミングだっただけに、なぜ別々なのか……と感じる人は多いようです。それほど人気があったわけでもない『Little Kiss』を復活させたり、さほど大きな話題になっていない木梨のユニット出演より、とんねるずとして『一番偉い人へ』『ガラガラヘビがやってくる』などの大ヒット曲を歌ったり、一世を風靡したユニット『野猿』の曲を披露したりした方が盛り上がるのは間違いない」(芸能ライター)

 コンビのレギュラーとして唯一残っていた冠番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が一昨年3月に終了し、同年6月に木梨がコンビの個人事務所の副社長を辞任(社長は石橋)。同年末にファンクラブも閉鎖されたことで「解散説」が流れたこともあった。

 今回、あえて出演を別日にしたことで、根強くささやかれていた「共演NG説」「不仲説」が再び取りざたされているようだ。だが、同記事では「昔から行動は別々ということが多かったので、特段仲が悪いわけではない」と結論付けている。

「石橋さんは『みなさん』を切られた悔しさが強くあり、YouTubeやSNSなども活用して巻き返しを狙い、最終的には『コンビで冠番組を持ってフジに戻る』という野望を抱いているようです。ソロ活動を重視して新たな展開を模索しているという事情もありますが、それ以上に『とんねるずとして出演するなら冠番組で』という意地があるので今回は共演しないのでしょう。ふたりの不仲説については、もはや家族同然で仲が良いとか悪いとかのレベルではない」(同前)

 来年1月2日に放送される新春特番『夢対決2021 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』(テレビ朝日系)では、ふたりの共演が見られる。そのことを考えても、決して「共演NG」ということではないようだ。

 特に不仲説がなくとも、ウッチャンナンチャンのようにコンビの共演がほとんどなくなってしまうケースは少なからずある。とんねるずの場合は巻き返しを目指す大事な局面ということもあり、それぞれの活動を重視している時期なのかもしれない。

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