元サッカー日本代表で、現在は同代表のロールモデルコーチを務める“うっちー”こと内田篤人氏が、12月5日放送のバラエティ番組『IPPONグランプリ』（フジテレビ系）にゲスト出演。大喜利の回答者として出演したオードリー・若林正恭との絡みがネット上で反響を呼んだ。
注目しているプレーヤーについて訊かれた内田氏は、若林の名前を挙げて「よくラジオを聞いていまして、すごい今日は楽しみに来ました」と返答。これに若林は「まさか内田さんがラジオ聞いてくれているとは！」と驚き、ネット上でも「え、うっちーもリトルトゥースなの!?」「意外すぎてビックリした！」といった声が上がるなど、同ラジオ番組のファンに衝撃が走ったようだ。
この“リトルトゥース”とは、2009年から続くラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』（ニッポン放送）のリスナーを指す言葉。芸能界では、乃木坂46の新内眞衣や山崎怜奈、タレントの佐藤栞里、女優の高橋ひかる、脚本家の三谷幸喜など、さまざまなタレントたちが熱心なリスナーであることを公言している。
このように業界内での評判が非常に高い同番組だが、11月に発表された『ビデオリサーチ首都圏ラジオ聴取率調査』によれば、16年2月度調査以来、28回連続で単独首位を獲得したとのことで、世間からも支持されていることがわかる。
特にここ数年、人気を集めている理由としては、リトルトゥースが複数人在籍する日向坂46と、同じくリスナーであることを公言しているSixTONESの髙地優吾との関係性などが挙げられるだろう。
オードリーは現在、日向坂46とは冠番組『日向坂で会いましょう』（テレビ東京系）で、髙地とはバラエティ番組『スクール革命！』（日本テレビ系）で共演しており、さらにオードリーが出演する直前の枠で兄弟番組として『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』（ニッポン放送）が今年4月からスタートしているため、それらのファンが少しずつ流入していると見られる。
そんな若者人気が高まりつつあるオードリーだが、『オールナイト』の今年3月放送回では、昨年12月放送の『爆笑問題の検索ちゃん』（テレビ朝日系）で披露した漫才の反響が凄まじかったことから、若林が08年の『M-1グランプリ』（テレビ朝日系）出場以来の「第2次オードリーブームの始まりを感じている」と主張する場面もあった。
春日は懐疑的な様子だったが、男女の人気アイドルグループのファンを徐々に取り込んでいる実状を踏まえて、ファンから「真実味がある」との声も上がっているだけに、本格的なブームが再到来しつつあるのかもしれない。
