9月に『キングオブコント2020』(TBS系)で準優勝したニューヨークが披露した“ジャニーズモノマネ”が物議を醸している。
12月8日に放送された『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)では、初登場のニューヨークのほか、司会の中居正広の先輩である東山紀之らが出演。
同番組のSNSが放送前から「人気お笑いコンビ・ニューヨークがKinKi Kids・堂本剛さんの歌モノマネを披露 中居さんと東山さんの評価は」と告知していたため、ジャニーズファンから注目されていた。
オープニングのスタジオトークで、中居から「ジャニーズのモノマネができるって?」と振られたニューヨーク・嶋佐和也は、「ライブのときにビブラートが強すぎるKinKi Kidsの堂本剛」ができると説明した。
この日は東山がゲストということもあり、スタジオにジャニーズ関係者が多くいたことから、中居は「大丈夫? すっげえ心配だよ。どっちかわかんないから」と発言。正統派タイプのモノマネなのか、特徴を誇張して笑いを取るタイプのモノマネなのかわからず、心配が募ったようだ。
この後、嶋佐が目を半開き状態にしながら、KinKi Kidsのヒット曲「硝子の少年」のサビ部分をアカペラで披露。中居は「悪くない」とコメントし、東山も頷きながら拍手を贈っていた。
ネット上では、「ちょっと似てた」「面白すぎる」という声が上がる一方で、「そもそもビブラートできてないし、歌も下手だし、まったく似てない。ディスってるとしか言いようない」「二度と剛くんのまねさせないで。葬式コントのこと忘れてないよ」と憤るキンキファンが相次いでいる。
嶋佐はかつて、トレンディエンジェル・斎藤司が率いる「堂本剛軍団」のひとりとして知られていた。同軍団は剛の特徴的なファッションや歌い方をモノマネする芸人グループで、2017年2月放送の『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)でKinKi Kidsと共演を果たし、半ば“公認”となっていた。
しかし、同年10月に開催された剛のトークイベント『第24回堂本剛独演会「小喜利の私」』に出演した際、「堂本光一の葬式」という設定でコントを披露し、炎上。よしもとクリエイティブ・エージェンシーが「堂本剛さんにご迷惑をおかけし、堂本光一さんやファンの方の気持ちを傷つけ、申し訳ありません」と謝罪するなど、事務所を巻き込む騒ぎとなった。
なお、嶋佐は昨年2月のYouTube動画のなかで“葬式コント騒動”を振り返り、この件がきっかけで「堂本剛軍団」が解散したことを明かしている。
この動画に対しても、キンキファンから「トークのネタにするな」「騒動を蒸し返すなんて」と批判が相次いだことから、いまだに嶋佐らを目の敵にしているキンキファンは少なくないようだ。
嶋佐のモノマネが似ているかどうかはさておき、一部キンキファンを不快にさせている“剛モノマネ”。とはいえ『ザ!世界仰天ニュース』を見る限り、当の嶋佐は3年前の騒動をあまり気にしていないのかもしれない。