『紅白歌合戦』は価値が下落する一方? EXILE一族もグループ集結の年越し配信ライブ決定

編集部

 EXILEらLDHの人気グループ5組が有料配信カウントダウンライブを12月31日夜に開催することが発表された。今年の大みそかは嵐の配信ライブも決まっており、『NHK紅白歌合戦』の存在感は薄れる一方のようだ。

 LDHとABEMAは、12月31日夜9時より「アベマLDH祭り『LIVE×ONLINE』COUNTDOWN2020→2021」を生配信すると発表。EXILEに加え、三代目 J SOUL BROTHERSなど「EXILE TRIBE」4組の計5グループの出演が発表されている。『NHK紅白歌合戦』への出場が決まっているGENERATIONS from EXILE TRIBEは不参加となるようで、同グループとEXILEを兼任する白濱亜嵐と関口メンディーもこのカウントダウンライブには出演しない。

「EXILEグループは昨年、福岡PayPayドーム(旧・福岡ヤフオク!ドーム)で初のカウントダウンライブを成功させており、これを恒例化していくということでしょう。どうしても当落が付きまとう『紅白』出場に注力するより、ジャニーズ事務所のようにグループ集結のコンサートを開いたほうがメリットが大きいと判断したのでは」(芸能ライター)

 今年の大みそかの夜は、活動休止前の嵐が有料配信を夜8時からスタートさせるのに加え、サザンオールスターズも事前収録した無観客ライブの配信を夜10時から予定。また、今年で4回目となるももいろクローバーZ主催の生配信イベント『ももいろ歌合戦』(ABEMA)には、倖田來未、HYDE、西川貴教、氣志團、Creepy Nutsといった人気アーティストも多数出演する。

 一方、今年の『紅白歌合戦』は目玉がないとの声も多い。

「目玉となるはずだった嵐は自分たちのコンサートがメインとなり、『紅白』には中継での出演が濃厚と報じられている。大トリ候補は、12年ぶり出場となるMr.Childrenと囁かれているが、彼らは他の歌番組には出ているわけでそれほどインパクトもない。紅組のトリを飾るのではと見られるMISIAは先日、全治6週間の大けがを負い、『紅白』には間に合うようだが万全の状態でパフォーマンスできるかどうか不安なところ……と、現状どうにも今ひとつな印象です。

 そもそも『紅白』には事務所による“出場枠”の存在が囁かれており、ラインナップに対する視聴者の不満は年々高まっている。コロナ禍によって配信ライブが普及した今、『紅白』の価値はますます下落傾向にあるのかもしれません」(同前)

 『紅白歌合戦』のライバルは、他局の特番ではなく、人気アーティストの配信ライブに変わっていくのかもしれない。

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