累計発行部数400万部を誇る人気漫画『ホムンクルス』（小学館）の実写映画版の主演を綾野剛が務め、2021年4月2日に公開されることが発表された。
原作は、社会的地位も記憶もなくしたホームレスの主人公が、報酬70万円と引き換えに頭蓋骨に穴を開ける禁断の実験「トレパネーション」を受け、人間が異様な形に見えるようになってしまうサイコスリラー。
監督は『呪怨』シリーズなどで知られる清水崇氏が務め、劇場公開用の特別素材が日本国内の映画館で先行公開されたのち、Netflixで全世界独占配信されることが決定しているという。
公開にあたり、綾野は「全てが初めてでした。世界観も、表現も、生き方も。僕が山本英夫先生の漫画の世界に初めて触れた時、今までに出会ったことのない感覚や悍ましさ、人間の奥底に眠る境地がそこにありました」「世界は瞳に映るモノ、見えているモノが全てではないという事実をお届けします」とコメント。
原作者の山本英夫氏は「“魂”を視る主人公を、綾野剛さんが演じてくれるとはピッタリだと思いました！ 他の俳優陣も豪華キャストで……はよ見せて」と、未発表のキャストについても触れている。
法律的な問題だけでなく、倫理的にもタブーとされてきた「トレパネーション」を扱った作品とあって、9月に実写映画化が発表されると「コンプラ重視の時代に大丈夫か!?」「激ヤバな映画になりそう」との声が相次いだ。さらに今回、そんな問題作にテレビやCMで活躍する綾野が出演することが発表され、原作ファンを二重に驚かせた。
