米倉涼子、ギャラ大幅ダウンも露出量は激増で「CM女王」に! 「損して得取れ」が功を奏す

編集部

 ビデオリサーチが11月30日に今年の「年間タレント別テレビCM出稿量」ランキングを発表し、女優の米倉涼子が1位で「CM女王」の座に輝いた。一部では「CMギャラ激減」などと報じられていたが、それを補って余りあるほどの露出量であることが浮き彫りになった。

 米倉は「高すぎる!」と絶叫するセリフが賛否を呼んだ「楽天モバイル」をはじめ、インパクトの強いCMが大量放映された。前年の11位から一気にジャンプアップしての首位獲得であり、出稿量は25万4445秒でダントツ。2位の橋本環奈の18万9865秒を大きく引き離している。

 3位は田中圭、4位は斎藤工、5位は吉岡里帆、6位が深田恭子……と続き、誰もが「確かによく見る」と納得できるランキングとなっている。それだけに、米倉が「出稿量」でCM女王に輝いたのは大きな価値がありそうだ。

 その一方、発売中の写真週刊誌「FLASH」(光文社)にタレントの「CMギャラ」ランキングが掲載されており、同記事によると米倉は「2000万円ダウン」になったと報じられている。大手事務所・オスカープロモーションからの独立が大きく響いたようで、女優部門トップの高額ギャラから大幅下落したと分析されているようだ。

 昨年の同誌記事によると、米倉の独立前のCMギャラは1本あたり5000万円。そのまま単純計算すれば、現在は1本あたり3000万円になったと推察される。2000万円の違いは大きいように思えるが、そうともいえない部分もあるようだ。

「以前はオスカーの看板女優だったこともあってギャラが高く、出演CMの制約も厳しかったので簡単にはオファーを出せなかった。おそらく、独立後は米倉サイドが自らギャラ単価を下げたとみられ、スポンサー側にとっての『お買い得感』が増したために広告需要が急激に高まったといえます。また、化粧品ブランドのCMで『ちょっとだけよ~』と加藤茶の往年のギャグを披露するなど、コメディ路線も本格解禁されたのでオファーの幅が広がりそうです」(芸能ライター)

 大手から独立すると仕事が激減する傾向にあり、米倉も女優としての活動はほぼないまま今年を終えそうな気配となっている。だが、その存在感は出演CMの大量放映によって以前よりも増しており、来年からの女優業の本格再開にも好影響を及ぼしそう。ギャラ単価を下げて露出量を増やす「損して得取れ」作戦は大成功だったといえそうだ。

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