不倫問題で芸能活動を無期限自粛中のアンジャッシュ・渡部建が12月早々に記者会見を行う可能性があると一部メディアが報じ、ネットでは「今さら」と反発の声が続出している。
渡部といえば11月16日、大みそか恒例の日本テレビ系大型特番『絶対に笑ってはいけない』シリーズの最新作『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』のロケに参加予定であることを一部メディアに報じられた。
渡部が参加した収録は18日に関東某所で行われたとも報じられているが、こうした報道についてダウンタウンの松本人志が22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で言及。松本は「あの番組は誰がゲストでどこで出てきて何をするのか、我々は知りたくない。ずっとドッキリを仕掛けられる側だから」と説明した上で、渡部の出演をネットニュースによって“ネタバレ”されてしまったことを明かし、「考えられない!」と非難。一方で「彼が帰った後に『ネットで知ってたわ!』って言ってもうた」と話し、渡部の出演を事実上認めていた。
しかし、渡部といえば6月に“多目的トイレ不倫”が発覚した後、謝罪文は出したものの記者会見はせずにそのまま芸能活動を無期限自粛。世間的には「雲隠れした」というイメージが強いため、何も言わないまま『笑ってはいけない』で復帰することに疑問や反感を抱く声が続出している。
そのため、記者会見を開く可能性があると29日に報じられると、『笑ってはいけない』出演への批判を抑えるための動きと見る人は多く、ネットでは「時すでに遅し。不快。本当にやったら局とスポンサーにクレームいれる」「批判がでなきゃしれっと復帰する気だったくせに」「この人といい宮迫といい、復帰をがっつくわりに手順守らないよね」「謝罪の為の会見じゃないんだね。復帰の為の会見なんだね」といった手厳しい声が多数上がっている。
「妻・佐々木希さんの事務所の社長が『会見を先にするのが筋』と反発しているといった報道も出ましたし、内外からの『しれっと復帰』への批判の強さに、やっと重い腰を上げる気になったのでは。とはいえ、会見もかなり荒れるのは必至でしょうが……」(芸能ライター)
30日の日本テレビの記者会見では、渡部の出演について編成担当の執行役員は「渡部さんに限らず、番組を観ていただいて楽しんでいただくためにもゲストを事前に出しておりませんので、今回も同様の対応に致します」と明言を避けた。あまりに渡部へのクレームが多いと、出演シーンが全カットされる可能性もある。“お蔵入り”を避けるためにも、記者会見は急務と言えそうだが……。