乃木坂46は「ぬるま湯」!? 堀未央奈の卒業発表にファン衝撃

編集部

 乃木坂46の2期生・堀未央奈が27日、ソロ曲のMV(ミュージックビデオ)の中でグループ卒業を発表し、ファンに衝撃を与えている。

 乃木坂46は来年1月に26thシングル「僕は僕を好きになる」を発売予定で、カップリングに堀のソロ曲「冷たい水の中」が収録されるが、27日、グループのYouTube公式チャンネルでこのMVが公開になった。

 8分近い動画は堀がカメラに向かって語るシーンから始まり、「これまでの7年間、あっという間で、“いつの間にか大人になってた”っていうのが嘘のない気持ちです」と笑顔で話し始める。しかしその表情は徐々に硬くなり、「まだまだ時間はあると思うし……いや時間はないのかも。矛盾してる? 迷ってるからなのかも」「こんな時だから感傷的になってるのかも」などと不穏な匂いを醸し出す発言をした後、そのまま堀のパフォーマンスへ。そして曲が終わると、振り返った堀が「私、堀未央奈は乃木坂46を卒業します」と震えた声で宣言するという内容だ。

 この衝撃の発表に、初日で100万回を超える再生回数を記録するなどソロ曲としては異例の反響が巻き起こっている。乃木坂ファンは「最推しじゃなくても涙枯れるんじゃないかってぐらい泣いた」「推しじゃないメンバーの卒業にこんなに喪失感を覚えたのは初めて」と、ショックを隠せない様子だ。

 さらに、歌詞における「ぬるま湯の中にいてはいけないと決心した日」「あのころ見てた夢を諦めたくはなくて 冷たい水に手を入れてみる」「もう一度 冷たい水へ」といった表現にも注目が集まっている。MVの冒頭で堀が「そんな思いを歌に乗せてパフォーマンスしてみます」と歌詞に自分の気持ちが込められていると示唆していること、最後の卒業宣言の直後に遠い目をしながら「もっともっと、冷たい水の中へ」と口にしていることもあり、多くのファンが「ぬるま湯=乃木坂46」「冷たい水の中=卒業後」と解釈したようだ。

 現状に満足しない、ストイックな姿勢の表れだと理解し、「ほんとに尊敬する」「芯がある堀ちゃんらしい決断で本当にカッコいい」と評価する声がある一方、こうした表現に「乃木坂というぬるま湯に浸かってはいけないっていう意味なのか」「作詞が秋元康氏なら、今の乃木坂をぬるま湯と表現してほしくなかった。たとえ比喩だとしても」と複雑な思いを抱くファンも少なくない。

 堀の具体的な卒業時期については決まり次第発表されるとのこと。卒業後について「1からお芝居をしていきたい」という堀だが、グループで仲間とともに培った自信を武器に“冷たい水の中”を泳ぎ切ってもらいたいものだ。

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