BTS、ファンに“再生数水増し”行為の過去!? 美談仕立てに疑問の声も

編集部

 全米チャート1位を獲得したシングル『Dynamite』が音楽界の最高峰「グラミー賞」にノミネートされるなど、世界的な支持を獲得している韓国のボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」。その人気の秘密を解説した記事で、ファンの応援方法として「24時間眠らずに新曲動画を繰り返し再生する」といった手法が紹介されたことが「ランキング操作では」などと物議を醸している。

 話題となっているのは、29日に週刊誌系ニュースメディア「NEWSポストセブン」(小学館)が配信した『BTSの急成長支える「ARMY」パワー 進化するファンとの関係』と題する記事。ソウル在住のジャーナリストでKDDI総合研究所特別研究員の趙章恩さんが、BTSの大ブレイクまでに「ARMY」と呼ばれるファンたちの果たした役割などを解説したものだ。

 BTSはここ1年ほどの間に人気が急拡大したが、その大きな原動力になったのは「ARMY」たちの働きとされる。

 記事では「BTSの歌詞を世界各国の言葉に翻訳してSNSで紹介する」「メンバーのためにならないことがあれば所属事務所に直談判や抗議活動をする」「地下鉄や電車に自費でBTSの広告を出す」「BTSが人種差別撤廃を訴える『Black Lives Matter』運動に100万ドルを寄付したことに呼応し、ファンが同額の100万ドルの寄付を集める」といった猛烈な応援方法が紹介されている。

 そのなかでも物議を醸しているのが、BTSが新曲を発表した際に「24時間眠らずに(YouTubeの)新曲動画を繰り返し再生する」という応援方法だ。再生回数を稼いで、ランキング上位にさせることで話題性を高めるなどの効果を狙ったものとみられる。

 ネット上では「不正にランキング順位を吊り上げていたとしか読めないんだけど…」「ファンの涙ぐましい努力みたいに書いてるけど、それズルじゃん」「自慢できるようなことじゃない」「再生数の水増しで人気を捏造したみたいな話になりそう」といった疑問の声が続出。記事には「BTSがデビューして間もない頃は」という注釈があるのだが、それを差し引いても強い拒絶反応を示している人が多いようだ。

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