菅田将暉の“妻”、『エール』主人公の娘、『恋あた』スーちゃん… 存在感を増す古川琴音に注目

編集部

 NHK朝の連続テレビ小説『エール』が27日、ついに最終回を迎えたが、このドラマの終盤でひと際存在感を放った若手女優・古川琴音への注目度が高まっている。

 同ドラマで古川は、主人公の古山裕一(窪田正孝)とその妻の音(二階堂ふみ)の一人娘となる華を演じた。今月頭に放送された第21週「夢のつづき」で思春期の華にもスポットが当たると、以降、終盤にかけてひとりの女性として成長していく姿を好演。最終週では美しい花嫁姿を披露し、物語の終幕に華を添えた。

 古川は、話題のTBS火曜10時枠の連続ドラマ『この恋あたためますか』にも出演中だ。森七菜演じる主人公が働いていたコンビニの中国人アルバイト「スーちゃん」こと李思涵(リ・スーハン)を演じており、「日本語を上手に話す中国の方だと思ってた」「中国語ペラペラしゃべってたけど日本人だったの?」など、そのナチュラルな芝居に驚く声も多い。Paraviで配信されているスピンオフ番組『その恋もう少しあたためますか』ではメインキャスト扱いとなっている。

 先日公開された菅田将暉の「虹」のMV(ミュージックビデオ)で気になったという人も多いかもしれない。公開中の映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌となるこの曲はウエディングソングをテーマに作られており、映画『そこのみにて光輝く』などの呉美保が監督を務めたMVで、古川は菅田の妻役を瑞々しく演じている。

「2018年に女優デビューしたばかりながら、同年の短編映画『春』で主演に抜擢されるなど若手の注目株です。中高と演劇部で、大学でも英語劇サークルに入っていたというから相当な芝居好きなのでしょう。クセの強い役から自然体のキャラクターまで、幅広く演じられるところが強み。

 特に昨年、オーディションでメインキャストを勝ち取った映画『十二人の死にたい子どもたち』ではゴスロリ少女、ドラマ『凪のお暇』(TBS系)ではゴン(中村倫也)に依存する“メンヘラ”彼女と個性的な役どころを見事に演じ、脚光を浴びました。来年公開の映画『街の上で』ではヒロインのひとりを演じますが、今度はどんな演技を見せてくれるのか楽しみです」(映画・ドラマライター)

 安藤サクラらを擁するユマニテに所属する古川は、事務所の先輩・岸井ゆきのに見た目の雰囲気もよく似ていると言われている。安藤主演の朝ドラ『まんぷく』への出演を機に知名度を上げた岸井は、直後に公開された主演映画『愛がなんだ』で女優として新たなステージに立ったが、古川も岸井と同じような道をたどることになりそうだ。

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