しかし、件の酒気帯び運転事故ですべてが水の泡に。山口の合流も絶望的とみられていたが、メンバーもジャニーズ事務所も彼を見捨てていなかったようだ。
「あるメディアが山口への直撃取材を敢行しようとしたのですが、その対応を仕切ったのがジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長だったというんです。ジャニーズといえば、創業者のジャニー喜多川氏が存命だったころから『去る者は追わず』の精神で、退所者への態度は極めて冷淡でした。社会的な問題まで起こした退所者への取材対応を、現社長が自ら扱うなんて普通なら考えられないこと。山口の将来的な『株式会社TOKIO』への合流が決まっているからこそ、そんな異例の事態となったとみられます」(同前)
本人の謝罪文だけでなく、身元引受人となった実兄が「今後は本人がアルコール依存症を克服し、再び社会生活を送る為の力となれますよう、今まで以上に支えて行きたいと思います」と支援継続の意思を表明するコメントを発表。そこからも「将来」を見据えていることがうかがえる。
苦楽を共にしたTOKIOのメンバーたち、自身を育ててくれたジャニーズ事務所、そして親族のサポートもあるとなれば、来春にも「TOKIO」への合流が実現する可能性がある。今度こそ周囲の期待を裏切らずにアルコール依存を断ち切り、更生を目指してもらいたい。