11月13日、ウェブサイト「ORICON NEWS」が恒例企画『第12回 男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング』を発表。現在49歳の俳優・竹野内豊が前回4位からジャンプアップして2年ぶりに首位に返り咲いた。
一方、かつて竹野内と人気を争った現在48歳の木村拓哉は2年連続で「TOP10圏外」となり、シビアな現状を突き付けられることになってしまった。
竹野内と木村は、1996年に放送され、全話平均視聴率29.6％（関東地区・ビデオリサーチ社調べ）を記録した大ヒットドラマ『ロングバケーション』（フジテレビ系）で共演。松たか子が演じたお嬢様女子大生を取り合うワイルド系イケメンを竹野内が、奥手な草食系男子を木村が演じ話題になるなど、平成を代表するイケメン俳優として活躍していた。
特に木村に関しては、ロン毛やアメカジ・ファッションを世の男性が真似る“キムタク・ブーム”を巻き起こし、社会現象になるほどの人気を博した。かつて女性ファッション誌「anan」（マガジンハウス）が発表していた『好きな男ランキング』では、1994年から企画終了となった2008年まで15年連続で首位を達成するなど、男女ともに支持されるまさに“国民的スター”として君臨し、当時の人気ぶりは竹野内をリードしていたともいえるだろう。
しかし、16年に勃発した“SMAP解散騒動”による心労のためか、それ以降は急激に「老いた」「年齢を感じる」との指摘が相次いだ。そうしたツッコミが『なりたい顔ランキング』にハッキリ反映されているようで、15年は1位だったものの、翌年から5位、6位、9位、そして圏外と、ものの見事に落下の一途を辿ってしまっている。
その木村と人気を二分し、『抱かれたい男ランキング』では1999年から10年連続で2位だった福山雅治は、『なりたい顔』では2013年に5連覇を達成したことで殿堂入りを達成。51歳となった現在では、木村同様に「老い」を指摘されることも多くなってきただけに、「殿堂入りしてなかったら圏外だったのでは？」「うまく逃げ切った」などと揶揄する声があるようだ。
6月にウェブサイト「文春オンライン」が発表した毎年恒例のアンケート企画『嫌いな俳優ランキング』では、6連覇という不名誉な記録を達成してしまった木村。このまま落ちぶれてしまうのは何とも寂しいだけに復活を期待したいところだが……。
