闇スロット店（無許可営業の店舗）での賭博行為が問題となり、事務所を解雇された元ジャニーズJr.の山本亮太がソロで活動を始め、賛否を呼んでいる。
山本は2001年にジャニーズ事務所に入所。16年からは、現・Snow Manの目黒蓮も所属していた「宇宙Six」というジャニーズJr.内人気ユニットのメンバーとして活動していたが、10月2日、闇スロット店通いや複数の女性との関係を「文春オンライン」（文藝春秋）に報じられ、同日「重大な契約違反行為が確認された」としてジャニーズ事務所から専属契約の解除が発表された。この影響で、9月25日から上演されていた主演舞台『川崎ガリバー once again』は残り全公演が急きょ中止。また宇宙Sixも解散となっている。
だが、山本はこのままおとなしくしているつもりはなかったようだ。31歳の誕生日となる14日、山本はTwitterとTikTokのアカウント、そしてYouTubeチャンネルを開設。「たくさんの方々の支えやサポート、ファンの皆さんの応援があり、今こうしてスタートダッシュを切ることができます」として活動再開を宣言した。YouTubeでは「Re:BORN」と題した映像作品が公開され、音楽に合わせてアクロバットやダンスを披露している。
山本の活動再開に「おかえりなさい 待ってたよ」「ファンの声が届く場所が出来て、とても嬉しいです」など熱心なファンから喜びの声が上がる一方、批判的な意見も多く見られる。
特に、宇宙Sixを解散に追い込んだ闇スロ騒動について何もコメントがないことや、「元ジャニーズJrで人気ユニット『宇宙Six』の元メンバー山本亮太が電撃復活しセルフプロデュースデビュー！！！」（原文ママ）と謳っていることが引っかかるようだ。動画のコメント欄には「ありがとうもごめんなさいも無しで事務所とグループの名前を出して活動……ちょっと理解に苦しむんだけど」「あなたのせいで宇宙Sixという名前も無くなったんだけど？」「宇宙Sixの名前を出すなら言わなければいけないこと、やらなければいけないことがあったと思います」といった非難の声が多数上がっている。
また「Re:BORN」の動画は、宇宙Sixの当初のメンバー数だった6名でのダンスに加え、メンバーカラーだった黄色を差し色として使うといった“匂わせ”演出が取られており、宇宙Sixファンのモヤモヤは一層増しているようだ。
こうした山本の動きは、彼を可愛がっていたとされるジャニーズ副社長・滝沢秀明氏の怒りも買いそうなものだが、はたして……。
