ある意味では「納得」という人が目立っている印象だが、本来であれば出場してもおかしくなかったとの見方もある。
「実は、AKB48は今年3月に発売したシングル『失恋、ありがとう』が発売初週だけで116万枚以上の売上を記録し、オリコンの上半期『シングルランキング2020』で2位に入っているんです。3位の乃木坂46の『しあわせの保護色』に競り勝ち、4位の日向坂46の『ソンナコトナイヨ』にはダブルスコア近い大差をつけ、女性アイドルグループではトップの売上となりました。それでも『紅白』で落選したということは、いわゆる“特典商法”でセールスを高めたとしても、実際に世間で話題になっていなければ選考基準に含めないという判断になったのでしょう。そういう意味でも、時代を象徴しているといえそうです」(芸能ライター)
AKB48の「紅白落選」は、アイドル界を席巻してきた「握手会商法」「特典商法」の終焉を示唆しているのかもしれない。