「THE ALFEE」が90回目の武道館公演 堺正章とステージ初共演!
編集部
そしてこの日、コンサート通算本数2608本と記録を更新するとともに、武道館での公演においても、日本のバンドとしては最多記録更新となる通算90回目を迎えた。 「THE ALFEE」が初めて日本武道館のステージに立ったのが1983年の夏。
翌1984年からは毎年恒例となった日本武道館でのX’mas公演を行い、今年も12月23日、24日の2日間の開催で、約1万6000人を動員した。 この日のステージでは、『星空のディスタンス』や『STARSHIP-光を求めて-』と『THE ALFEE』の代表曲であり、星にまつわる曲がX’masの気分をさらに高めた。 坂崎幸之助は、「2016年東京でのシメがやってきました! 今年の嫌なことは全部おいていきましょう!!」と呼び掛けると、「デビューから42年。初めてX’masに武道館でライブをしてから33年!」とずっとコンサートを続けてこられたことを集まったファンに感謝した。 アンコールでの今月21日に最年長新人バンドとしてデビューした、「THE ALFEE」がグループサウンズをカバーする「The KanLeKeeZ」のパフォーマンスの際には、伝説のグループ「ザ・スパイダース」の堺正章がゲストとして登場。 高見沢俊彦の「今夜のクリスマスイヴのミラクルゲスト、『ザ・スパイダース』の堺正章さんです!」の呼び込みで、チャック・ベリーの『Around And Around』のイントロに合わせて登場した堺は、歌い出しで演奏が止まると、大きくズッコケて会場の笑いを誘った。 さらに、堺は「アルフィー武道館公演おめでとー! こんなにうれしいことはございません‼」と祝福するも、「このユニフォームを見てください! この3人は偽物です。私が本物の『スパイダース』です!!」とアピールして笑わせた。 その後、ステージ初共演となる「THE ALFEE」と堺は、「ザ・スパイダース」の『夕陽が泣いている』や『あの時君は若かった』、『さらば恋人』の3曲を披露して会場を魅了した。 最後に高見沢は、「今年で42年、お陰さまで『メリーアン』から連続50作連続でオリコントップという記録はひとえにみなさんのおかげです」、「最高のクリスマスでした」とファンに感謝の言葉を述べて、コンサートの幕は閉じた。 ©HAJIME KAMIIISAKA