新型コロナウイルスに感染したことを公表したKis-My-Ft2・千賀健永が、嗅覚障害の症状について語った動画を公開し、わかりやすいと評判を呼んでいる。
千賀は11日、新型コロナウイルスに感染したと公式サイトを通じて発表。発熱や倦怠感はなかったものの、8日に嗅覚に異変を感じ、PCR検査を受けて10日に陽性が確認されたという。他のメンバーや担当マネジャーも検査を受けたが、陰性だった。
現在は自宅療養中の千賀が、動画を撮影して自らの症状を報告。ジャニーズグループによる幅広い社会貢献・支援活動のプロジェクト「Johnny’s Smile Up ! Project」の一環として15日、公式YouTubeチャンネルに公開された。
15分強ある動画は、「たくさん」という言葉を言い間違えたところで「ちゃんと噛んだ」という文字が音楽と共に挿まれたり、嗅覚障害を除いては特に症状はないと説明したところで「元気です！」の文字と共にSEが入るなど、“YouTuber”っぽい仕上がり。内容はいたってマジメだが、親しみやすい雰囲気になっている。
千賀は、味覚はあるため「しょっぱい」「酸っぱい」「甘い」「辛い」などはわかるものの、ロースカツを食べても「肉の香りとかまったくしないので、歯ごたえだけですね。ソースをかけなかったら、ゴムを噛んでいるような……」と、嗅覚障害により食事に影響が出ているとコメント。実際にドーナツやシーザーサラダを食べてみせ、甘いドーナツは美味しく食べられるとしたものの、チーズの風味が分からないためシーザーサラダは「罰ゲームレベル」だったと紹介した。
食事を楽しめないだけでなく、千賀は自身の体感として、嗅覚障害によって身体能力や記憶する能力が低下したとも明かしている。また「ガスのにおいが分からない」ため、ガスの元栓を閉め忘れる可能性があると指摘。気を付けて生活しないと事故になりかねないと警鐘を鳴らした。
