12日に放送された『VS嵐』（フジテレビ系）に明石家さんま率いる芸人軍団が出演したが、「お笑い怪獣」の暴れっぷりが嵐ファンの間で賛否を呼んでいる。
この日、嵐にはさんまの出演は伏せられており、雨上がり決死隊・蛍原徹が率いる「蛍原軍団」が出演すると思っていたら、本当はさんま率いる『さんまのお笑い向上委員会』（同）軍団だった……というサプライズとなっていた。嵐を驚かせることに成功したさんまは、嵐のオープニングトークをイジるなど冒頭から“さんま節”を炸裂。応援ゲストとしてワタリ119や鬼越トマホークらもリモート出演し、スタジオは『向上委員会』色に染まっていく。
さんまはゲストということを感じさせない活躍ぶりで、中川家・礼二との即興コントや、陣内智則への不倫イジリなど『向上委員会』定番のネタも披露。久々に共演するという嵐とのエピソードで笑いを取り、嵐側のプラスワンゲストだったプロ野球選手・前田健太にも話を振るなど、半ばさんまがMCかのような状態だった。
芸人軍団は嵐に完敗したものの、さんまは「おもしろポイントは稼げたんで」と満足そうに番組を締め括った。
さんまの独壇場ぶりに、視聴者からは「うるさかったけど面白かった(笑)」「腹抱えて笑った」といった声が上がっているほか、「大野くんの笑顔がたくさん観れて嬉しかった」「ニノのコマネチ！ さんまさんありがとう」「さんまさんのおかげで翔くんのチュッ顔を頂きました」と、嵐メンバーの魅力を引き出したと評価するファンも多い。
一方、「うるさいな〜さんまと向上委員会」「ちょっと喋りすぎ」「さんまさん出ると嵐が話せないんだよね」「VS嵐が最早さんまさんの番組になってる」など批判の声も少なくないようだ。
