ジャニーズ事務所の「長男」と呼ばれるマッチこと近藤真彦が、発売中の「週刊文春」（文藝春秋）で25歳下の女性社長との「不倫ゴルフ旅行」を報じられた。有名人の不倫スキャンダルはワイドショーやスポーツ紙の格好のネタのはずだが、各大手メディアが「完全スルー」という異常事態が起きている。
同誌によると、近藤は2015年に知人の紹介で25歳下の美人社長・Aさんと知り合い、一目で気に入って猛アプローチを開始。当時Aさんは彼氏と同棲中だったというが、略奪して不倫関係に持ち込んだという。
その翌年にはジャニーズ事務所の知るところとなり、事務所側は近藤に注意していたが、近藤はまったくお構いなしで5年にわたって不倫関係を継続。今回、Aさんと沖縄でゴルフに興じている「不倫旅行」を撮られてしまった。
近年は目立った芸能活動がなかったものの、80年代にアイドル界のトップを走ってジャニーズ事務所の礎を築いた存在であるだけに世間の関心は高い。同記事のネット版がYahoo！ニュースで配信されると、1万4000件以上（11月13日現在）のコメントが集まった。
最近、ジャニーズ事務所は滝沢秀明副社長が先頭に立ってコンプライアンスを強化しており、近藤の進退にもかかわる大事件になるとみられていた。ところが、ジャニーズ事務所は一切のコメントを出しておらず、テレビ各局のワイドショーやスポーツ紙も騒動を完全スルー。ネット上の騒ぎをよそに、12月に2週連続で放送される音楽特番『2020FNS歌謡祭』（フジテレビ系）への近藤の出演が発表されるなど「処分」もなさそうな気配だ。
同記事では、近藤がAさんに対して「（不倫がバレても）揉み消せる権力を俺は持っている」と話していたと伝えられている。その言葉のとおり、本当に揉み消されてしまったかのような状況である。
