嵐が、世界最大手の音楽ストリーミングサービス「Spotify」が今月26日に開催するオンラインイベントに出演することが発表された。
Spotifyは12日、初のオンラインイベントとなる『Spotify presents Tokyo Super Hits Live 2020』の開催を発表。日本のポップシーンを代表するヒット曲を紹介するプレイリストとして人気の「Tokyo Super Hits」をコンセプトに、嵐、Perfume、End of the World（SEKAI NO OWARIの海外名義）など国内外で注目されるアーティストから、Vaundyなど注目の新人までが出演する。
中でも嵐の出演は最大のトピックだ。近年、ジャニーズ事務所はYouTubeや音楽配信などデジタル分野での進出に積極的で、10月に開催された『YouTube FanFest』に今年デビューのSnow ManとSixTONESが出演して話題を呼んだばかり。嵐も、最新作『This is 嵐』こそ今のところCD限定だが、昨年11月に全シングル表題曲を、今年2月に全オリジナルアルバムの配信を始めている。
今回は、世界で3億2000万人以上のユーザーが利用するというSpotifyが主催するイベントへの出演であり、日本のみならず海外でも生配信されるということで注目度は高い。嵐は、初のデジタル配信曲となった「Turning Up」のサビで「J-POPで盛り上がろう」という意味の歌詞を歌っていたが、彼らの出演は同イベントを大いに盛り上げることだろう。新型コロナウイルスの影響で頓挫したものの、今年は海外での活動も視野に入れていただけに、嵐にとっても格好の機会だ。
加えて、活動休止まで残り2カ月を切る中、先日大成功となったオンラインコンサート『アラフェス2020 at 国立競技場』だけでなく、嵐が年末まで積極的に活動をしていくという証とも言える。
松本潤は『アラフェス』終了後の生配信トークで「まだまだ2カ月あります」と話していた。嵐は大みそかに東京ドームで“ラストライブ”を行う予定とも一部で報じられているが、年末までの間も彼らのライブパフォーマンスを観ることができる機会は少なくなさそうだ。
