山下智久がジャニーズ事務所を10月31日をもって退所していたことが発表された。これにより、KAT-TUN・亀梨和也とのユニット「亀と山P」のアルバムが発売されるのかどうか、注目されている。
ジャニーズ事務所は10日20時、山下の退所を正式に発表。すでに退所していたという“事後報告”にファンは動揺を隠せないが、気がかりなのが「亀と山P」プロジェクトだろう。
当初、4月にアルバム『SI』をリリース予定で、東阪ドームツアーも控えていたが、新型コロナウイルスの影響でいずれも延期された。今秋に再始動する予定だったと言われるが、しかし8月、山下と亀梨は未成年との飲酒疑惑を「文春オンライン」に報じられることに。亀梨は厳重注意などに留まった一方、未成年女性との不適切な関係も疑われた山下には一定期間の芸能活動の自粛処分が言い渡された。
一部では、同プロジェクトを年内にも再開させるために事務所側は山下の復帰に向けて動いていたとされるが、自粛処分が解かれる前に山下は退所を決めたことになる。山下不在ではプロジェクトそのものが頓挫となりそうだが……。
「すでに山下は海外に渡っていると報じられており、ツアーを行う可能性はゼロでしょうが、アルバム発売はあり得る。亀と山Pが所属するソニーミュージック側は現時点で発売未定としていますが、『日刊スポーツ』によれば、亀梨の意向なども含めて検討されているようです。
事務所側は、実情はともかく表向きには円満退所を強調していますし、山下がファンクラブ会員向けに発表したコメントには、『これからの未来にエールを送ってくださった』人として、社長や滝沢秀明副社長らに交じって所属タレントで唯一、亀梨の名前が挙がっている。山下は亀梨に筋を通したのでしょう。アルバムはすでに完成していますし、ファンの要望を受けて発売するという形を取るのでは」(芸能ライター)