本田翼、プロゲーマーに見事勝利も… 「畑違い」の人選に疑問の声 「プロ野球選手に剣道させてるのと同じ」

編集部

 女優・本田翼がテレビ番組の企画でプロゲーマーに勝利して話題となっているが、一部でこの企画に対する疑問の声が上がっているようだ。

 200万人以上の登録者数を誇るYouTubeチャンネルでゲーム実況を配信するなど、“ガチゲーマー”として知られる本田。7日に放送された『世界一受けたい授業』2時間スペシャル(日本テレビ系)では、コンピュータゲームをスポーツ競技として捉える「eスポーツ」が特集され、本田はプロeスポーツプレイヤーの「Gemo(ゲモ)」氏と共に“先生”として出演した。

 国内のeスポーツ事情が紹介されていく中、Gemo氏がどれほどすごいのか実際に観てみようということで、eスポーツにも採用されているパズルゲーム『ぷよぷよ』で対戦することに。くりぃむしちゅー・有田哲平に圧勝し、Gemo氏への挑戦権を手にした本田は、Gemo氏の腕前を見て「自信はなくしますね……」と試合前に弱音を吐いていたものの、難なくGemo氏に勝利。勝敗が決すると飛び上がって喜び、「今年一番嬉しいです!」と満面の笑みを浮かべた。

 放送翌日には「本田翼がプロeスポーツプレイヤーに勝利した」などと報じられたが……これを知ったゲームファンから、番組企画に対して疑問の声が上がっている。というのも、Gemo氏はカードバトル型の対戦ゲーム『Shadowverse』のプロシーンで活躍する選手であって、『ぷよぷよ』は専門外だからだ。そのため、「プロ野球選手連れてきて剣道させてるのと同じ」「カーリングの金メダリストに100m走で勝ちましたみたいな感じか」「何でカードゲームのプロとぷよぷよで勝負するの」などと批判の声も多い。

「番組では『Gemo氏はぷよぷよのプロではない』ということは一度も説明されておらず、知識のない視聴者からすれば、ただ『本田がプロを打ち負かした』ようにしか見えない。

 本田との対戦前に、司会のくりぃむしちゅー・上田晋也が『Gemo先生、そんな専門分野ではないですからね』とフォローする場面こそありましたが、Gemo氏のことを知らない人は意味がわからなかったのでは。上田の口ぶりからすると、収録では専門外であることが話されていたものの、編集の段階でカットされた可能性もあります」(芸能ライター)

 本田の『ぷよぷよ』の腕前はGemo氏が「僕なんかじゃ適わない」と唸るほどで、視聴者からも「普通に上手いな」と驚く声が相次いでいる。それだけに、わざわざ畑違いのプロゲーマーと対戦させるという番組の“演出”は、ゲーマーの本田にとっても複雑だったのではないだろうか。

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