オリコンの恒例企画「第14回 女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」が6日に発表された。女優の北川景子が2連覇&通算6度目のトップを獲得するなど常連組の強さが目立ったが、そのなかで元乃木坂46の白石麻衣が初のランク入りを果たしたことが話題になっている。
今年のランキングは、1位が北川、2位が新垣結衣、3位が石原さとみ、4位が橋本環奈、6位に深田恭子、9位に広瀬すず、10位に石田ゆり子と誰もが納得の常連組が上位に。そんななか、5位の浜辺美波や8位の今田美桜とともに白石が「初登場組」として7位にランクインした。
同ランキングは2007年から毎年発表されているが、トップ10入りするのはほぼ女優かモデル。アイドル出身者が上位になったケースは皆無といってよく、白石のランキング入りは快挙といえる。
「全盛期のAKB48グループをはじめ、乃木坂46などの坂道シリーズがブレイクしてからも、アイドルは『女性がなりたい顔』の対象にあまりなりませんでした。坂道シリーズは女性ファッション誌に積極的に進出していますが、それでも女性支持が低いというのは相当な拒絶反応。グループ系アイドルは男性ウケに特化しているため、女性があこがれる要素が少ないのでしょう。
しかし、白石に関してはグループ時代から『女性人気が高い』『同性も認める美しさ』と評判になっており、今回のランキング入りでそれを証明したといえます」(芸能ライター)
グループ卒業後に失速してしまった元アイドルは多いが、その原因の大半は「女性支持のなさ」といわれている。女優に転身しても、今の時代は女性支持がなければドラマや映画はヒットしない。ほとんど男性支持しかない状況でソロに転向した結果、伸び悩んでしまうのだ。