日韓オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(TBS・GYAO!)から誕生したボーイズグループ・JO1。シングルは2作連続でオリコン1位を記録し、数々の雑誌で表紙を飾るなど活躍しているが、決して順風満帆とは言えないようだ。
JO1が抱える問題としてもっとも指摘されているのは、ジャニーズ事務所との関係だ。
日本の吉本興業と韓国のCJ ENMによって設立された「LAPONEエンタテインメント」所属の彼らは、吉本関連のテレビ番組に出演することが多いが、音楽番組への出演は少ない。中でも老舗の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)や、各局で放送される音楽特番に姿はなく、その背景にテレビ局のジャニーズ忖度があると囁かれている。
しかしそれ以上に現在懸念されているのが、“後輩グループ”の存在だ。
『PRODUCE 101 JAPAN』(通称:日プ)からは続々と派生グループが誕生している。JO1と同じ吉本所属の4人組「OWV(オウブ)」は9月にデビューし、オリコン初登場5位とまずまずの滑り出しを見せた。非吉本系のグループも、「ORβIT(オルビット)」、「BXW」、「Boom Trigger」などが誕生。10月30日には新たに「BUGVEL(バグベル)」の結成が明らかになった。
中でもORβITは、正式デビュー前ながら公式TwitterとInstagramのフォロワー数はそれぞれ16.7万人・19.1万人と、OWVに3倍以上の差をつける人気ぶりだ。