アイドルグループ・嵐の松本潤と櫻井翔が、10月24日に発売された情報誌「月刊ザテレビジョン」(KADOKAWA)の連載『月刊嵐』で対談企画を実施。“コロナ禍での嵐”をテーマにトークを展開した。
年内いっぱいで活動休止が予定されているにもかかわらず、イベントがことごとく中止になってしまったことについて松本は、「ずっとフラれ続けているような気分だった(笑)」と、恋愛にたとえて本音を吐露。
この発言には、「ファンの皆さんも同じような気持ちだったんじゃないかなって思う」との前置きがあったため、嵐に会えない寂しさや悔しさ、また松本も同じ想いでいてくれたという感動で涙を流したファンは多かっただろう。
そんな苦しい期間を経て、「おかげさまで俺のメンタル、超強いよ!(笑)フラれてもフラれても立ち上がる!」と、精神的にタフになったという松本。未曽有の事態の中で、何とかできることを模索した結果、辿り着いたのがオンラインでの配信ライブ『アラフェス2020 at 国立競技場』だったという。
このアラフェスは、嵐のデビュー21周年記念日にあたる11月3日に実施予定。事前収録したライブ映像が配信され、ファンクラブ会員を対象としたPart1、非会員も視聴できるPart2の2部構成となっている。これまでライブ演出を手掛けてきた松本の集大成が見られるとあって、ファンの期待は高まるばかりだ。
ただ、このライブ映像は今月24日に国立競技場で収録したらしく、近隣の神宮球場に演出用の花火の煙や風船が流れ込んでしまうアクシデントが発生。同球場で行われていた東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズの試合が二度も中断され、野球ファンから批判が殺到する事態を招いてしまった。
また、非会員のチケット代が税込み5,800円という点については、「ネット配信なのに!?」「いくら何でも高額すぎる!」といった声が上がるなど、正会員より1,000円も高いことを含めて不満が寄せられているようだ。
“失恋”の末にこぎつけたラストライブで気合が入るも、空回り感が見えつつある松本だが、本番では有終の美を飾れるよう祈りたい。