SKE48・須田亜香里「舞台稽古も労働」裁判に苦言… 「未完成なのにお金が欲しいというのは…」

編集部

 SKE48の須田亜香里が、元劇団員の男性が「舞台稽古も労働」として劇団に未払いの賃金を求めた裁判について「報酬は集客できたという事実が生まれてから求めるもの」「プロ意識の問題」と苦言を呈し、ネット上で賛否を呼んでいる。

 須田は、25日に放送されたネット番組『ABEMA的ニュースショー』(ABEMA)に生出演。番組では、元劇団員の30代男性が2017年に所属していた劇団に対し、稽古や本番の出演、裏方業務などの賃金が未払いであるとして東京地裁に提訴した裁判が取り上げられた。

 男性によると、所属当時は「稽古が夜8時くらいに終わり、そこから小道具とか作ったりして夜10時くらいまで。深夜は舞台セットの建て込みやバラシ、解体作業が大変で、ひどいときは食事兼仮眠タイムで2時間ちょっとだった」という状況。最初の5年間は無給で1枚500円のチケットバックしか報酬がなく、6年目からは固定給が支払われるようになったが、月に6万円という薄給だった。

 裁判は1審の東京地裁で裏方業務が「労働」と認められ、劇団側に約52万円の支払いが命じられたが、稽古や舞台出演への対価は「参加しない自由もある」として認められなかった。しかし、今年9月に東京高裁で開かれた控訴審では、稽古や出演も含めて劇団側の指揮命令による「労働」だったとする判決が下され、未払金として約186万円の支払いが命じられた。

 この話題に対し、須田は「稽古とは未完成なものをブラッシュアップしていくもの。そこでお金が支払われるということを望んだことがない。努力したらお金が出るという話ではなく、努力をしたことで利益を生んだら報酬がある。報酬は集客ができたという事実が生まれてから求めるもの」と異論をと唱えた。

 さらに、須田は「未完成なのに、そこにお金が欲しいというのは……」と語り、言葉を選ぶように少し考えてから「プロ意識の問題。何を見せたいかにもよる」と続けた。

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