嵐の5人連名の謝罪文は存在するも非公表!? アラフェス「失態」対応に事務所の意向か

編集部

 嵐が国立競技場で行ったコンサートの事前収録の影響で、プロ野球の試合が2度中断されたという問題が尾を引いている。

 24日、嵐は11月3日に配信予定の『アラフェス2020 at 国立競技場』の事前収録を実施したが、演出のために打ち上げた花火の煙や、大量の風船が隣の神宮球場に流れ込み、ヤクルト・中日戦が2度も中断する騒ぎに。ジャニーズ事務所は同日、公式サイトに謝罪文を掲載したが、肝心の嵐のメンバーは沈黙し、こうした態度を非難する声も多い。また、演出で使用された風船を手にしようとファンらが周辺地域に殺到したほか、フリマアプリ「メルカリ」で高額販売されるなどの騒動にも発展している。

 こうした中、今回のトラブルが国立競技場の今後の使用に影響を与えるのではと懸念する声も上がっている。同競技場を管轄する日本スポーツ振興センター(JSC)は、「東京スポーツ」の取材に対し、「外部の方がお使いになる場合は、近隣に十分配慮してくださいと事前に要請している」と回答。その上で、「今後も使用する際には主催者側と十分協議してやっていきたい」との見解を示した。彼らとしては同じようなトラブルを起こすわけにはいかず、今後コンサートなどで使用される際に演出面を厳しくチェックするようになる可能性は十分にあるだろう。

 また「東京スポーツ」は、嵐のメンバー5人の連名による謝罪文が存在すると指摘している。28日付の記事によると、迷惑をかけたヤクルト・中日の両球団にこの謝罪文が送られているが、事務所の意向で非公表となっているという。

「嵐のメンバーは今回のトラブルについて完全に沈黙。特に演出を担当したと見られる松本潤や、『news zero』(日本テレビ系)の月曜キャスターである櫻井翔が言及しないのは不自然です。『アラフェス』の公式SNSアカウントも今回の件をスルーしており、事務所の意向が働いていると見るべきでしょう。

 嵐もせっかくSNSを始めたわけですし、ひとこと『お騒がせしました』と謝れば済む話だったはずですが……彼らとしてもダンマリを決め込むのは心苦しいのでは?」(芸能ライター)

 東京五輪・パラリンピック大会のために国立競技場を現在JSCから借りている大会組織委員会は、『アラフェス』について「風船の量など細かい演出は知らされていませんでした」とチクリ。収録にあたっての事前調整や説明が十分でなかったことがうかがえる。

 はたして嵐は今回の件について口を閉ざしたまま、11月3日を迎えるのだろうか。

嵐の5人連名の謝罪文は存在するも非公表!? アラフェス「失態」対応に事務所の意向かのページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!