女優の波瑠が、26日に主演映画『ホテルローヤル』（11月13日公開予定／武正晴監督）の完成報告イベントに出席。同映画の舞台となったラブホテルのセットについて「全然知らないけどリアル」と、若干矛盾した発言をしたことが物議を醸している。
同映画は、直木賞受賞作である桜木紫乃氏の同名小説が原作。釧路のラブホテル「ホテルローヤル」を舞台に、波瑠が演じるホテル経営者の一人娘の視点でさまざまな問題を抱えた客との交流が描かれる。
イベントに出席した波瑠は、撮影で使用したラブホテルのセットについて「ラブホテルっていうのを全然知らないんですけど……『わあっラブホだ』って説得力がある。よく知らないのにリアルだなって思わされる作りでした」と振り返った。
この発言が各メディアで報じられると、ネット上でツッコミが殺到。「全然知らないのにリアルだと分かるってどういうこと？」「とんでもない矛盾発言」「さすがに白々しいのでは笑」「29歳で全然知らないは無理がある」「絵に描いたようなカマトトぶり笑」といった声が飛び交っている。
その一方で「波瑠くらいになるとラブホなんて行かないのかも」「カマトトと見せかけて高級ホテルしか使わないというマウント？」という別の見方も。さらに、男性層からは「逆に『高級ホテルだけ』とか『自宅だけ』とかのほうが色っぽい気が……」といった意見もあり、さまざまな意味で反響を呼んでいる。
「波瑠さんは過去に俳優の坂口健太郎さんとの熱愛疑惑を報じられたり、一部でRADWIMPSの野田洋次郎さんをめぐって吉高由里子さんと三角関係になったと伝えられたりもしましたが、基本的にはずっと清純派。サバサバした性格と清潔感のあるイメージで女性層からの人気も高い。ですから、ラブホの内装について発言するのは難しく、何とかコメントしたもののツッコミどころ満載になってしまったのでしょう（笑）。ただ、セットの完成度の高さをアピールしつつ、自身のイメージを崩さないという姿勢はさすがプロですね」（芸能ライター）
本来なら波瑠がラブホテルに言及することなどあり得なかったのだろうが、今回は映画の主題であるだけに避けて通れず、矛盾を含んた珍発言になってしまったといえそうだ。
