必要以上の食べ物を消費する大食い企画に対しては、国内外でたびたび議論が巻き起こっている。
「中国では8月11日、習近平国家主席より『食べ物の浪費』を禁じる“重要指示”が出され、法整備を含む対策が始まりました。長江流域での洪水被害やアフリカ豚コレラ、バッタによる食物被害、米中対立などもあって同国では深刻な食糧不足が懸念されており、大食いに対して日本よりも厳しい視線が向けられつつあります。メディアでもキャンペーンが始まり、中国の大食いタレントの動画も次々と削除されているようです。
一方、日本でも10月に、大食い系YouTuber・KASUMI ASMRが食べたものを吐き捨てる様子が配信されて物議を醸しました。実は今回の手越動画でも、出演者のやまのべが苦しげな表情で『ヤバイっす……』とトイレに向かう様子が配信されており、吐き出していたと推測されます。そうであれば、さらに非難を浴びてしまうかもしれません。
また手越といえば、生活が困窮しているひとり親家庭にお弁当を無料で届けるプロジェクトのスペシャルサポーターを務めていることが話題になりました。そのため、大食い企画で食べ物を無駄にしていることに対し『生活に困っている家庭に配ったほうがよかったのでは』という声も聞かれます。
中には『ジャニーズ辞めてやりたかった事業ってこれ？』といった冷淡な反応も。これまで大風呂敷を広げてきた手越にしては、今回は企画自体も粗末なものだったかもしれません」（同）
動画の視聴回数は配信2日で56万超えとまずまずのようだが、世間での評判は思った以上に芳しくないようだ。「現実をちゃんと知って企画を立てるべき」という反省が今後生かされるといいが……。
