とんねるずの石橋貴明が22日、59歳の誕生日を祝うネット生配信を行い、“人気YouTuber”ぶりを見せつけた。
同日21時から「石橋貴明50代最後の誕生祭 生でダラダラいかせて!!生配信SP」と題してYouTubeライブ配信を行った石橋。事前に「ただの飲み会ですけどね…笑笑」とツイートしていたが、司会を担当したのはカンニング竹山とディレクターのマッコイ斉藤氏。ティモンディ、TIMのゴルゴ松本、原口あきまさ、山本高広など多数の芸人の参加に加え、歌手のGACKT、元プロ野球選手・清原和博氏らが花束贈呈で駆けつけ、さらに恵比寿マスカッツや野呂佳代が歌を贈るなど、「ただの飲み会」とは言えない華やかさだ。
2時間以上のライブ配信でありながら、ほぼ安定して10万人以上が視聴する状態で、Twitterではトレンド入りも果たした。生中継がゆえの冗長さもあったが、「本当にテレビ番組と錯覚するぐらいだった」「まさに生ダラだった」といった声が上がるなど、往年のとんねるずの番組を彷彿とさせる面白さがあったと大反響を呼んでいる。
しかし、さらに注目されたのは今回、通称「スパチャ」と呼ばれるYouTubeの投げ銭機能「スーパーチャット」が導入されていたこと。まだ配信が始まっていない状態からスパチャが相次ぎ、石橋は「投げ銭はいらない」と断っていたものの、「お誕生日おめでとうございます」などのコメントと共に最後まで投げ銭が飛び交った。これには視聴者からも、「タカさん登場する前から20万以上のスパチャ来ててこわい」「配信規模もスパチャも規格外すぎ」「1万円以上の高額スパチャが乱れ飛んでるんだけど」「今日だけで数百万いくんじゃないかこれ」と驚きの声が上がっている。
「スパチャはVTuber（バーチャルYouTuber）が高額を稼いでいることで有名で、人気VTuberともなれば一度の配信で100万円を超えることは珍しくないですが、今回の石橋さんの配信もそのレベルだと見られています。手数料を取られるので丸々懐に入るわけではないですが、継続していけばかなりの収益になるでしょう。
石橋さんは興味ないかもしれませんが、YouTube番組は持ち出しで制作しているとマッコイ氏は話していましたから、今後制作費に使われるのでは？ そうなるとさらに面白いコンテンツが期待できそうですね」（ネット系ライター）
還暦を前にして、石橋はYouTube界のバラエティ王として新たな時代を築きつつあるようだ。
