嵐が出演するソフトバンクの新CMが10月23日に公開され、現在の嵐の5人がデビュー当時の自分たちと“共演”するという内容が大きな反響を呼んでいる。
ソフトバンクは、5G（第5世代移動通信システム）推進で嵐とタッグを組んでおり、今夏には嵐とリモートで合唱体験ができる「5Gバーチャル大合唱」という試みを行っていた。今回はiPhone 12のCMとなっており、“21年前の嵐”が登場するという興味深い内容になっている。
「これからだ」篇と題された新CMは、1999年9月にハワイ沖ホノルル沖のクルーズ客船で行われた嵐デビュー会見を再現する映像から始まり、若かりし頃の嵐が「これからだ！」と意気込みを見せる姿を、現在の嵐が後ろから見守っているという構成。
現在の松本潤が「これからだな、俺たちも」と呟くと、21年前の嵐が振り返って「ね！」と同意し、現在の嵐がこれに驚くという流れになっている。
過去の嵐の姿は最先端のCG技術を駆使して再現されたものだといい、声の高さも今とは少し違っているなど丁寧な仕上がり。これにファンからは「21年前の嵐に会えるのすごい」「デビュー当時の嵐と今の嵐の共演エモすぎる」「CMで泣かされると思わなかった……」など、驚きと感激の声が相次いで上がっている。「デビューから今までメンバーの脱退がまったくなかったからできることだよね」と感慨にひたるファンも多い。
また、読売・日経・産経・毎日・朝日の全国5紙の23日朝刊に広告が掲載されるという大々的なプロモーションも行われ、各紙にそれぞれ嵐のメンバーが登場。広告にあるQRコードを「AR SQUARE」アプリで読み取ることで、紙面の枚数に応じて全9種のスペシャルメッセージを聴くことができるという仕掛けも用意されており、SNS上では早々に全紙コンプリートしたとの報告も相次いでいる。
