田中圭、新たな主演映画発表にファン歓喜も…「どの役も同じに見える」との辛らつな指摘

編集部

 22日、俳優・田中圭と女優・中谷美紀のW主演映画『総理の夫』が発表された。ファンからは「圭くんおめでとう!」など喜びの声が相次いでいるが、一方で出演作の多さに懸念の声も上がっている。

 同作は、山本周五郎賞などに輝いた人気小説家・原田マハによるベストセラー小説を映画化したもの。妻が史上初の女性総理に指名されたことで、鳥類学者の夫はファーストジェントルマンとして担ぎ上げられ、生活が一変。政界で奮闘する日々をコミカルに描く。すでに撮影は終了しており、来秋の公開を予定している。

 田中は、1月公開の『mellow』、6月に公開予定だった『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』(延期により公開日未定)と今年だけでも2本の主演映画を抱えるなど近年、引っ張りだこ状態だ。

 ここ数年は連続ドラマへの出演も途切れず、この第3四半期には山田涼介との『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』(TBS系)、『先生を消す方程式。』(テレビ朝日系)と主演ドラマが続く。出演作の多さに田中の体調を心配する声が増えているが、一方で演技のワンパターン化を指摘する声もあるようだ。

「記憶力が自慢で、『いまだにセリフ覚えで苦労したことがない』と豪語する田中だからこそこなせるスケジュールなのでしょう。

 しかし最近は、『あまりにも出すぎて、どの役も同じに見える』といった厳しい声も上がっています。先日放送されたスペシャルドラマ『東京タラレバ娘2020』(日本テレビ系)では、連続ドラマ版と同じ役柄でちょっとだけ出演したのですが、ネット上では『(『おっさんずラブ』の)はるたん感が抜けないね』『「あなたの番です」の時の喋り方だよね』と、過去作で演じたキャラクターに似ているとの指摘も出ていました。

 実際にはどれも同じというほどではないですが、しかし“年下キャラ”や“ちょっと抜けてる憎めない男”の役だと、ヒット作となった『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)や『あなたの番です』(日本テレビ系)の印象が強いこともあり、同じように見えてしまうのは確か。これも出演作が多すぎる弊害と言えるのでは」(芸能ライター)

 『総理の夫』での田中の役柄は「巻き込まれ型」の年下夫。共演者の中谷が「コミカルかつ愛らしく演じて下さった」と評していることからも、『おっさんずラブ』などと似たような役柄だと想像できるだけに、「どの役も同じに見える」との指摘を払拭する好演に期待したいものだが……。

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