女優で創作あーちすと・のん（能年玲奈）が主演する映画『私をくいとめて』（12月18日公開予定）の追加キャストが発表され、女優の橋本愛がのん演じる主人公の親友役として出演することが決定した。NHK朝ドラ以来の7年ぶりの共演にファンが歓喜しており、双方の再浮上の起爆剤となりそうだ。
芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を原作にした同映画は、のんが演じる31歳の独身女性・みつ子が年下の営業マン・多田（林遣都）と出会い、久々の恋に戸惑いながらも一歩を踏み出していくというストーリー。
橋本が演じるのは、イタリアに嫁いだみつ子の親友・皐月。のんと橋本の共演は、2013年放送のNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で天野アキ＆足立ユイとして親友役を演じて以来、7年ぶりとなる。
橋本は今回の再共演について、「あまりに久しぶりで、最初はとても照れました。それに、昔の私は相当やりづらかっただろうなという、ざんげの気持ちを常に持っていました（笑）。でも今回、役としてお互いが目を合わせたときの、電気が走るような、心が通じる感覚。鮮烈でした」とコメント。
のんも「かなり久しぶりに共演させていただいたので、とてつもなく照れました。最初は、目を合わせただけでドキドキしちゃうくらい恥ずかしかった！ そのときの私は、好きな人にうまく話せない男の子のようでした」と、久々の再会に照れまくりだったと告白。続けて「でも、愛ちゃんの方から本読みをしたいと声をかけてくれて、みつ子と皐月のやりとりで心を通わせることができたように思います。そして何と言っても再び親友役。これ以上ない相手でした」と喜びを爆発させている。
また、同映画の劇中曲として故・大滝詠一さんのヒット曲『君は天然色』が使用されることも決定。生前、大滝さんは『あまちゃん』の大ファンだったと伝えられ、同ドラマに出演した小泉今日子、薬師丸ひろ子、松田聖子（ポスターで登場）の3人全員に楽曲提供したのは「自分だけ」と喜んでいたという。
