波瑠主演『#リモラブ』視聴率ひとケタ発進… 「ドラマでコロナ見たくない」「マスクしてると誰かわからない」の声も

編集部

 女優の波瑠が主演を務める『#リモラブ~普通の恋は邪道~』(日本テレビ系)の第1話が14日に放送され、初回平均世帯視聴率が8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。

 恋愛をさぼってきた産業医・大桜美々(波瑠)がオンラインゲームをきっかけに恋に落ちるが、顔も名前もわからない相手はどうやら社内にいる……という一風変わったラブストーリーの本作。“恋の容疑者”には松下洸平、間宮祥太朗、高橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、渡辺大、及川光博の5名がおり、美々の恋の相手が誰なのか推理したくなる内容だ。

 同局の『きょうは会社休みます。』『世界一難しい恋』を手がけたチームによるラブコメ第3弾ということで注目度も高かったが、蓋を開けてみれば、同じ水曜ドラマ枠でありながら『きょうは会社休みます。』の初回世帯平均視聴率14.3%、波瑠がヒロイン役で出演していた『世界一難しい恋』の初回12.8%と比べ、厳しいスタートとなった。

 前クールの『私たちはどうかしている』が全話ひとケタという低視聴率で終わったことや、同日スタートとなった『相棒 season19』(テレビ朝日系)が初回拡大放送により時間帯が少し被ったことが影響しているとの指摘もあるが、ドラマの設定にもネガティブな意見が飛んでいる。

 オリジナル脚本の本作はコロナ禍の今を舞台にしており、第1話で中心になったのは“ステイホーム”が叫ばれた今年4月~5月。ネット上では、「ドラマでコロナ見たくない」「コロナ自粛時の話がメインでなんか気分が滅入った」「もっとラブコメって感じかと期待してたけど、コロナは現実にまだはびこったままだしどうしても気持ちが暗くなっちゃう」といった声が上がっており、暗い現実と重なる設定が不評なようだ。

 「出演者の顔がマスクで隠れることが多いのがなあ」「マスクしてると誰が誰だかわからない」と、現実的な設定がラブコメを楽しむのに邪魔になっているという意見も少なくない。

 一方で、「久しぶりにお腹抱えて笑った」「コロナ禍のあるあるが面白い!」「今までにない新鮮な作品」と、今を描いたラブコメとして楽しめたという声も多い。第2話では自粛期間が明けた10月に時が進むようで、「次回からコメディ色強くなりそうだし楽しく観られそう!」と期待する声も出ている。コロナ禍とラブコメをどう両立させるのか、今後の展開に注目したい。

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