伊勢谷友介「来年復帰」報道に批判の声も… 映画業界が手を差し伸べたのはあの“大物”の影響?

編集部

 9月8日に大麻取締法違反(所持)の容疑で逮捕され、後に起訴された俳優の伊勢谷友介被告に早くも復帰報道が出ており、物議を醸している。

 伊勢谷被告の逮捕により、直前に最終回を迎えた出演ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)は、最終回の見逃し配信が停止されたほか、遅れて放送していた一部地域では最終回の放送を中止。NHKでも出演作が配信停止となるなどの影響が出た。

 9月10日付で所属していたカクトエンタテイメントとの契約を解除されている伊勢谷被告だが、早くも復帰の動きがあるという。「FLASH」2020年10月20日号(光文社)によると、同30日に保釈された伊勢谷被告のもとにすでに映画出演のオファーが舞い込んでいるとか。そのため、早ければ2021年にも復帰する可能性があるとしている。

 しかしこの報道にネット上では「芸能界は身内に甘い」との批判が相次いでいる。特に、伊勢谷被告が大麻の入手ルートについて黙秘を続けていると報じられていることに「反省の色が見られない」と反感を買っているようだ。

 一方で、伊勢谷被告に映画業界が手を差し伸べる状況が生まれたのは、日本を代表する女優・吉永小百合の影響ではとも言われている。

 吉永は9月11日、来年公開予定の主演映画『いのちの停車場』の撮影現場会見の中で、同作で共演した伊勢谷被告について言及。「こういうことを乗り越えて、また撮影の現場に帰ってきて欲しいというふうに今、思っています」とエールを送った。さらに同作を配給する東映の手塚治社長は自らマイクを持って、伊勢谷の撮影済みシーンについてはカットしない方針であることを明言した。

 伊勢谷被告は、今月30日に公開予定の『とんかつDJアゲ太郎』を始め、『十二単衣を着た悪魔』、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』、そして『いのちの停車場』と出演映画が4作も控えていたが、『とんかつDJアゲ太郎』と『十二単衣を着た悪魔』がすぐにノーカットで予定どおり公開すると発表し、この吉永と手塚社長の“宣言”に追随。『るろうに剣心 最終章』についてはまだ発表はなく、静観の様子だ。

 過度なバッシングは社会復帰の芽を摘むことにもなりかねない。吉永のエールを胸に、伊勢谷被告には自らの問題としっかり向き合い、乗り越えてほしいものだ。

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