石橋貴明は「YouTube向き」! ディレクター・マッコイ斉藤氏「テレビは無難なことばかりやってる」と苦言

編集部

 とんねるずの石橋貴明がYouTubeで絶好調だ。6月19日に開設されたチャンネル「貴ちゃんねるず」の登録者数は、1か月あまりで100万人を突破。10月8日時点でおよそ133万人まで達しており、総再生回数は6000万回以上となっている。

 この異例の成功を支えているのが、かつてのレギュラー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で総合演出を務めていたディレクター・マッコイ斉藤氏。このバラエティの第一人者がテレビ番組の現状に苦言を呈し、話題となっている。

 マッコイ氏は、ウェブメディア「GetNavi web」のインタビューの中で、石橋のYouTube進出について語った。テレビのバラエティ番組は、会議・撮影・編集を経て放送までに1か月は要していたのに対し、YouTubeは「今日考えたら明日撮って明後日配信できちゃう。そのスピード感がすごく貴さんに合っている」と、企画を思いつくスピードが速いという石橋はそもそもYouTube向きだったという。

 また、YouTubeは「自分らが面白いと思ったことを貫いて、見たい人が見ればいいじゃんっていう。だからいちいち文句を言われる筋合いはない」というスタンスでやっているため、テレビ番組と違って視聴率を気にする必要がなく、「ノーストレス」なのだという。登録者数や再生回数も気にしていないそうで、これほどの成功になるとは思ってもみなかったようだ。

 一方、石橋を面白くさせられるのは「俺しかいない」との自負をのぞかせ、人気YouTuberの真似などはせず、オリジナルの内容で勝負しているとコメント。地上波バラエティ番組に対して、「今は芸人さんが正しい言葉を求められ過ぎてかわいそう」「テレビはもう正しいことばっかり・優等生・無難なことだけっていうのが一番嫌ですね」などと現状を憂い、「テレビが無難なことばっかりやってるので、こっちはまだまだ攻められる」と話している。

 このインタビューに、「貴ちゃんねるず面白いもんな」「思っていたことをハッキリ言ってくれた感じ」「こんな人がもっと増えたら面白い番組も増えるんだろうな」「いまのテレビに負ける気がしないって言っちゃうのムカつくけど、説得力ある」など反響が相次いでいる。

 「炎上上等」なYouTubeこそ、芸人が輝ける「昔のテレビ」っぽい世界だと説くマッコイ氏。石橋の成功を見て、コンプライアンスに縛られた地上波に飽き飽きした芸人やディレクターが今後さらに進出していくのかもしれない。

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